三児の母でタレントの藤本美貴さんが、YouTubeチャンネルで視聴者からの悩み相談に回答。「自分軸」を貫く名言を連発していました。
嫌なところを探す作業をやめて
視聴者からの悩み相談に、明快なアドバイスを送ってくれるYouTube企画が人気の藤本美貴さん。まずは、臨月を迎えたプレママから相談です。
相談者は出産を控えて「自分が親になれるか不安で、時々涙が出ます」と情緒が不安定に。藤本さんは「分かる。不安なのよ。私も不安で泣いてたけど……」と共感しつつ、「もう(赤ちゃんが)出てきたら、育てるしかないのよ! だから産んでみての感想は、やるしかないし、『どうにかなるから大丈夫です』って感じ」「どうにかなるというか、どうにかするしかない。だって無理じゃん、生まれてくるから」と肝っ玉母ちゃんらしいコメントを展開します。
「好きなだけ泣いたらいい。泣いても泣かなくてもやるしかないから」
藤本さんの子どもたちは乳児期に全然寝てくれず、「こんなに赤ちゃんって寝ないんだ」と思うほどで産後は泣く暇もなかったそう。そのため、今のうちに「本当に好きなだけ泣いたらいいって思う。泣いても泣かなくても、やるしかないから」と伝え、プレママの背中を後押しました。
また、唐突な「旦那を疑わず信じるには?」という質問に、藤本さんは「精神論しかないけど、信じるしかない」と断言。理由として、「疑いながら生活してて、それは幸せなのかなって思うよ。疑ってはいたけど、疑う必要全くなかったっていうパターンもある。そう思ったら、騙されてた方が幸せじゃない?」と持論を展開。疑心暗鬼に陥るよりも、「幸せな時間を、ちゃんと幸せとして刻む方がいいのかなと思います」と自身の考えを明かしました。
気の持ちようが大事だと話す藤本さん。「既婚者だけどときめきたい。夫にキュンキュンしたい」という妻の相談には、「これもマインドの問題じゃない?」「(夫婦)一緒にずっと(生活して)いると、嫌なところばっかり探しがちじゃないですか?」と問いかけます。
「『また靴下、ここにある』とか、『言ったのに、片付けてない』とか、その嫌なところを探す作業をやめて、ちょっとした素敵なポイントを探すことが、(キュンキュンする)スタートかなと思います」とアドバイス。
結婚生活15年目を迎えた今も夫の庄司智春さんととラブラブですが、ポジティブな視点で夫を見ているところも、夫婦円満の秘訣なのかもしれませんね。
明快にズバズバ答え、いつものミキティ節が炸裂していましたが、最後の「子育てで大切にしていることは何ですか」という質問には、少し間をおいてから「子育てっていう一括りにしないで、その子その子でやっぱり考えていかなきゃいけないなっていうのは、日々思ってる」と告白。
「あとはもう、親はいろんな経験ができる準備をしてあげるぐらいなのかなって思います。でもその経験をしたいかしたくないかは本人次第だなとも思うし」「難しい。大事にしてることって、言い出すときりがないし……」と悩みつつ語った藤本さん。忙しい日々の中でも、子どもひとり一人に向き合って奮闘する様子が伺えました。