あきんどスシロー（大阪府吹田市）が運営する回転ずしチェーン「スシロー」が今年、創業40周年を迎え、新フェア「40周年！大大大大感謝祭り」を10月4日からスタートします。新フェアでは、メバチマグロを使った「大切りめばち鮪（まぐろ）」を期間限定100円（以下、税込み）で発売します。
同月18日からは、「本鮪中とろ」も期間限定で100円で登場します。また、客から好評を得た商品が復活する「復刻ネタ」として、ビンチョウマグロのたたきを特製塩だれで味付けした人気の一皿「塩だれびんちょう」や、サケハラスの皮目を香ばしくあぶった「あぶり鮭ハラス」（共に120円）なども販売されます。
また、スシローでは、新たなオーダーシステム「デジロー（デジタル スシロー ビジョン）」の導入がスタートしました。江坂店（同市）では先行で導入されており、9月28日から新宿西口店（東京都新宿区）、10月から天白焼山店（名古屋市）に、順次導入されます。
「デジロー」は各テーブル席に設置してある大型モニターの中で、おすしが流れるレーンを再現。タッチパネル式でメニューを注文したり、ゲームやクイズを楽しむことなどができます。メニューをタップすると詳細を閲覧したり、2人同時に操作することも可能。日本語、英語、中国語、韓国語にも対応しています。
9月27日、東京都内で開かれた「GO！スシロー40周年 事業戦略発表会」に登壇した社長の新居（にい）耕平さんはデジローの導入について「40年にわたり、時代の変化、お客様のニーズをくみ取りながら、デジタルの活用をしてきました」と説明しつつ、「外食市場はこれまでに楽しい空間を作らないといけないと思います。レーンで商品を流していたときの楽しさを感じてほしいです」とコメントしていました。
オトナンサー編集部
