性感染症内科ペアライフクリニックはこのほど、男女261名を対象に「性感染症に関する意識調査」を実施し、そのデータを分析しました。
SNSの普及により、性感染症の感染者数が年々増加?
SNSなどの普及により、多くの人たちとコミュニケーションすることが可能になりました。それに伴い「不特定多数の人と性的関係を持つ」ことも比較的安易となり、性感染症の感染者数が年々増加しています。
そこで今回は、同院に来院した患者の同意のもと、性感染症に関する意識調査を行っています。
感染の疑いが考えられる感染経路はどこですか?
性感染症に感染したと思われる感染経路のアンケート調査
来院した患者の男女261人に「感染の疑いが考えられる感染経路はどこですか?(複数回答可)」とアンケート調査したところ、「性風俗店」(45.2%)、「マッチングアプリ」(29.5%)、「パートナー」(27.2%)、「ナイトクラブ」(5.0%)、「交際クラブ」(4.6%)という結果となりました。
SNSの普及により不特定多数の交流がより手軽になったことなどが要因の一つとなり、日本では性感染症の感染者数は年々増加しています。
実際に今回のアンケートでも「マッチングアプリ」などで知り合った人と性行為をした際に、性感染症に感染したと思った人が3割近くいました。
パートナーと性感染症について話したことがありますか?
パートナーと性感染症について話したことはありますか?のアンケート調査
来院した患者の男女261人に「パートナーと性感染症について話したことはありますか?」とアンケート調査したところ、半数以上の139名が「話したことがない」と回答しました。
パートナーと性感染症について話したことがありますか?
性感染症に感染した際、パートナーに伝えることはできますか?のアンケート調査
来院した患者の男女261人に「性感染症に感染した際、パートナーに伝えることはできますか?」とアンケート調査したところ、44名(16.9%)が「伝えることができない」と回答しました。
性感染症というセンシティブな問題に対して、多くの人はパートナーとのコミュニケーションに不安や抵抗を感じていると言えるでしょう。
●「裸を見せ合わない」「やりたい気持ちを確認する」夫婦のセックスレス回避のため、意識していること
●セックスレスから目を背けない「夫の前でそういうドラマを」「5年ぶりにしてから月1でしている」
調査概要
調査目的:性感染症に関する意識調査
有効回答数:261人(男性176人/女性85人)
回答数の年代:10代 47.5%/30代 27.2%/40代 13.0%/50代以上 12.3%
調査方法:来院者へのアンケート(任意)
調査場所:ペアライフクリニック(横浜院、渋谷院、名古屋院)
調査期間:2025年2月〜3月
引用元:「性感染症内科ペアライフクリニック」( https://pairlife-clinic.com/ )
ペアライフ
https://pairlife-clinic.com/
(マイナビ子育て編集部)