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39歳エリート男性、初デートで“1万2000円”すし懐石ランチを頼まれ交際終了へ

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ライフ・美容

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男性が負担するとはいえ…
男性が負担するとはいえ…

 婚活においては「お見合いのお茶代やデートの食事代を男性が負担する」というのが、暗黙の了解事項になっています。男女平等の社会なのですが、「デート代や食事代を払える男性はかっこいい」という風潮はまだまだ残っているのです。

 そんな状況下で何年も婚活をしていると、男性は女性にお金を払い続けていくことに疲弊していくし、女性の中には、払ってもらうことを当たり前だと思うようになる人たちもいます。今回は婚活中の皆さんに、お金事情を改めて見つめ直していただきたいと思います。

高額デザートセットはアリ?

 マッチングアプリなどでの初めての待ち合わせ場所は、自分で飲み物を買って席に座る形式のカフェが多くなっているようですが、結婚相談所のお見合いはホテルのティーラウンジでお会いするのが一般的です。それが一流ホテルのラウンジだった場合、コーヒー1杯で1500円します。

 先日、男性会員の矢野輝さん(45歳、仮名)が都内の有名ホテルで、戸田祥子さん(38歳、仮名)とのお見合いを終えて、こんな連絡をしてきました。

「今日の女性、メニューを開いてジーッと見ていたので、僕が『決まりましたか?』と聞いたら、『私はこれにします』って言うんですよ。彼女が選んだのがケーキにフルーツが付いたデザートプレートで、それに飲み物がセットになっていて2500円だったんです。

彼女がデザートセットにするのに、僕がコーヒーだけ頼むのはどうかと思って同じものにしたんですね。1時間くらいお話をして、帰りに支払ったのが、デザートセットの代金に消費税とサービス料がついて6000円近い金額でした。6000円出したら結構なランチが食べられますよね」

 さらに、祥子さんからは翌日に「お断り」の返事が来たので、輝さんは憤慨しきりでした。

「まあ、僕もお断りしようと思っていたのでよいのですが、こちらが高いお茶代を出して向こうからお断りって脱力するなあ」

 輝さんがボヤきたくなる気持ちも分かります。コーヒーが1杯1500円するラウンジで、2500円のデザートセットを「私、これにします」と頼んだら、男性がどんな気持ちになるのか。もちろん、男性の方から、「お茶だけでなく、これにしませんか?」と提案があったのなら頼んでもよいと思うのですが。

 女性がこの調子でお見合いをしていたら、よいご縁はどんどん遠ざかっていく気がするのです。

食事を残しても甘い物は別腹

 こんな事例もありました。

 太田雄介さん(37歳、仮名)は吉田恭子さん(32歳、仮名)とお見合い後、交際に入りました。週末にファーストデートの約束をし、雄介さんは「お肉が好き」という恭子さんのために有名なステーキハウスを予約しました。

 デート当日、ステーキ店でメニューを見ながら、恭子さんが言いました。

「私はこれにします」

 選んだのは特上ランクのステーキでした。そこで、雄介さんも同じランクのステーキを頼みました。

 食事をしながら、お互いの趣味や仕事のことなどを楽しく話しました。会話は弾んでいたのですが、後半、恭子さんの食べるスピードが遅くなり、「もうおなかいっぱいになってしまいました」と、ステーキ1切れと少しのご飯を残したのです。

(ステーキはグラムで選べたのだから、その下のグラムを頼めばよかったのに。ご飯も残すなら、注文するときに「少なめにください」と言えばよかったのに)

 雄介さんは心の中で思いました。

 会計を済ませた雄介さんが外に出ていくと、既に店外に出ていた恭子さんが言いました。

「もう本当におなかいっぱい。少し散歩しませんか?」

 その提案に乗って、街をブラブラ散歩しました。すると、商店街にあった一軒のケーキ屋さんの前で、恭子さんが足を止めて言いました。

「ここ、すごく有名なケーキ屋さんで、テレビで紹介されているのを見たことがあります。シュークリームがすごく有名なんですって」

「そうなんですね。じゃあ、今度また来ましょうか。今日はおなかいっぱいでしょう?」

 すると、恭子さんは言いました。

「甘い物は別腹だし、せっかくの機会だから」

「えっ? じゃあ食べますか?」

「はい」

自分のお土産だけ買う姿にしらけ

 雄介さんは心の中で苦笑しました。

(「もうおなかいっぱいで食べられない」って肉とご飯を残したのに、甘い物は別腹って…)

 とはいえ、「食べる」という流れになったので店に入りました。そして、店自慢のシュークリームとコーヒーを注文したのです。

 恭子さんは「おいしい」と言いながら、それをペロリと平らげました。食べ終えて、雄介さんが会計をしていると、その横を素通りして店先に行き、何かを買っている様子でした。会計を済ませた雄介さんのところに、ケーキの小箱を手にした恭子さんがやって来て言いました。

「カスタードクリームが絶妙においしかったので、家でも食べようと思ってお土産に買っちゃいました」

 無邪気にそう言う姿を雄介さんはかわいらしいとは思えず、心の中で言いました。

(僕に食事もシュークリームもごちそうになっておいて、自分の分だけお土産を買ったのか)

 何だか、思い切りしらけてしまったそうです。

初めてのデートで高級すし懐石

 また、こんな女性もいました。

 米田宗一郎さん(39歳、仮名)は一流企業に勤める、年収1000万超えのエリート男性。坂口敦美さん(32歳、仮名)とお見合い後、交際に入りました。結婚相談所のお見合いの場合、個人情報を保護する観点から、交際に入って初めて、仲人を通じてお互いの連絡先を交換します。そして、男性から女性にファーストコールを入れるのが通例です。

 宗一郎さんは指定された時間に、敦美さんに電話をしました。

「交際希望、ありがとうございます」

「こちらこそです。お話も楽しかったし、お仕事のできる男性は違うなと思ったんですよ」

 そんな褒め言葉に宗一郎さんはとてもうれしくなりました。

「早速ですが、週末、ランチしませんか? 敦美さんは和食が好きだとおっしゃっていましたよね。どこかおすすめのお店はありますか?」

「私、一度行ってみたかったお店があるんです。『○○』という名前の、すし懐石のお店なんですけど」

 これまで、仕事ばかりしてきた宗一郎さんは食には疎く、お昼はチェーン店の牛丼やカレー、コンビニ弁当で済ませることがほとんどでした。

「分かりました。『○○』ですね。僕は有名店とかおいしいお店とか全く知らないので、これからいろいろ教えてください。そのお店を予約しておきますね。土曜日の12時でいいですか?」

 こうして電話を切り、早速、そのお店をネットで調べてみました。すると、そこは超高級店で、ランチのすし懐石は1人1万2000円でした。

「えっ、1万2000円? 牛丼なら30杯食べられるぞ」

 とはいえ、そんなセコい考えだと結婚もできないと思い直し、早速、その店を予約しました。

 しかし、一晩眠ってよくよく考えてみたら、最初のデートで高級店を指定してくる女性は先が思いやられる気がしたのです。既にランチを約束してしまったので、その日は会うことにしましたが、それを終えたら、「交際終了」を出そうと思いました。

婚活はパパ活ではない

 3人の女性に共通するのは、男性にお金を出してもらうことが当たり前だと思っていることです。

 婚活慣れしてくると、女性は男性にごちそうになることに対して、まひしていきます。中には「ごちそうさま」が言えない女性もいます。こうした女性たちはお見合いが割り勘だったり、最初のデートで「男性6:女性4」のお支払いをするような“女子割り”だったりすると、目をつり上げて、「セコイですよ、割り勘なんて」「ランチ代もごちそうできない。私はそんな価値のない女ですか?」と怒ります。

 仲人の立場から言えば、男性はやはり、女性にはごちそうできる器であってほしいなと思います。その方が断然、かっこいいです。しかし、女性はそこにあぐらをかかず、まだ結婚するかどうかも分からない関係のうちは、男性の支出をなるべく抑えてあげる配慮も大切です。「遠慮する気持ち」を忘れないでくださいね。

 先述の祥子さんは一流ホテルのラウンジでデザートセットを頼んだとき、男性がいくらお支払いするのかを考えてみる。そして、1時間程度のお見合いで、6000円近いお茶代を出す男性の気持ちを想像してみることです。

 恭子さんは豪勢なランチと有名ケーキ店でスイーツをごちそうになったのなら、お土産を買うときに「シュークリームがあまりにもおいしかったから家にお土産を買ったんですけど、雄介さんの分も買ったので、家で食べてくださいね」と渡してみる。そうしたら、雄介さんの気持ちも違っていたと思います。

 敦美さんは男性が支払うことを考慮して、行きたいお店リストの中から、男性の負担にならない金額でランチが食べられるお店を伝えることです。

 婚活はパパ活ではありません。「男性がお支払いしてくださるから」とここぞとばかりに自分の食べたい物や行きたい店をリクエストして、そのお支払いを男性に任せていたら、どんな印象を与えるでしょうか。

 また、ごちそうになったときには「ありがとうございます」「ごちそうさまでした」という言葉も忘れてはいけませんね。有名ハンバーガーチェーン店のメニューに「スマイル0円」とありますが、これらはみんな“0円”なのです。「ありがとうございます」と「ごちそうさまでした」は感謝の気持ちを伝える言葉。言われたのと言われないのとでは、ごちそうした男性の気持ちも変わってきます。

 お見合いを終えた男性から、「今日の女性は平気な顔でレジの横を素通りしていって、『ごちそうさま』も言わずに帰っていきましたよ。お断りでお願いします」というのは、よくある事例なんですよ。

仲人・ライター 鎌田れい

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