一体いくつできるんだ!?
急に増えそうな茨城県南のIC
国土交通省は2024年9月6日、高速道路の新たなスマートICについて高速道路会社への事業許可を出しました。全国6つのスマートICの新設が決まりましたが、そのうち2つが常磐道の茨城県南部にできます。
常磐道の谷田部IC付近(画像:写真AC)。
常磐道では、新たに「守谷SAスマートIC」と、「土浦スマートIC」の事業がスタートします(いずれも仮称)。
●守谷SAスマートIC
千葉県から利根川を渡ってすぐの守谷SAに設置。柏ICから4.8km、谷和原ICまで3.5kmの位置です。
周辺にはアサヒビールや明治の工場があるほか、総合運動公園の新設、ヤクルトスワローズ2軍球場の移転が計画されており、スマートICが利便性の向上や土地利用促進の起爆剤となることが期待されています。このスマートIC設置が、すぐそばを通るつくばエクスプレスの並行道路「都市軸道路」の利根川架橋の実現につながる可能性もあります。
●土浦スマートIC
桜土浦ICから3.7km、土浦北ICまで4.2kmの位置に設置。土浦市街とつくば市街を結ぶ県道の、ちょうど土浦駅とつくば駅の中間地点付近に接続します。
特につくば駅から常磐道へのアクセスは21分(土浦北IC利用)から9分になるなど時短効果が大きく、つくば市街地に大きなメリットをもたらすようです。
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実は、周辺では圏央道も含め、他にもスマートICの建設が進んでいます(名称は仮称)。
●常磐道 つくばみらいスマートIC(2019年-事業中)
谷和原IC-谷田部IC間に設置。つくばエクスプレスみらい平駅に近いです。
●常磐道 千代田PAスマートIC(2022年-事業中)
土浦北IC-千代田石岡IC間に設置。かすみがうら市の山間部にできます。
●圏央道 つくばスマートIC(2017年-事業中)
常総IC-つくば中央IC間に設置。つくばエクスプレス万博公園駅に近いです。
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常磐道は茨城県央部でも複数のスマートICがすでに開通しており、これで柏ICから日立南太田ICまでの間は、8つのICに加えてスマートICが8つになり、アクセス拠点が倍増することとなりました。