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自分の可能性を広げてくれる人。向井理にとって信頼できる“軍師的な存在”

マイナビウーマン

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取材・文・撮影:瑞姫
編集:杉田穂南/マイナビウーマン編集部

戦乱の世にその名を轟かせた、天才軍師・諸葛孔明。彼がもし現代に転生したとしたら? しかも、舞台は渋谷、戦場は音楽業界だったとしたら……。

そんな突飛な設定を本気で魅せてくれたのが、俳優の向井理さん。品のある佇まい、静かな眼差し、そして知的で芯のある存在感。ドラマ『パリピ孔明』で彼が演じた“現代の孔明”は、多くの視聴者の想像を良い意味で裏切り、「ハマり役」として高い評価を集めました。

そしていま、物語は劇場版へ。『パリピ孔明 THE MOVIE』では、多数のミュージシャン&ダンサーが大集結し、約6000人の観客を動員した“音楽バトルフェス”という新たな戦場に挑みます。

再び衣装に袖を通した時のことを「すぐに感覚は戻った」と振り返る向井さんでしたが、その裏にはチームで作り上げた“似合うように作られた”ビジュアルと、関わった人々へのリスペクトが。

インタビューでは映画『パリピ孔明 THE MOVIE』の舞台裏と作品に込めた思い、そして自身にとっての“軍師”の存在について聞きました。

■“作り込まれた孔明”のビジュアル裏話

――ドラマ放送時には、個性的なキャラクターや本格的な楽曲などが話題を集めていた本作。当時の反響はいかがでしたか。

結構音楽業界の人が原作を知っていることが多かったので、クランクインする前からアーティスト活動している人に出たいと言ってもらえることが多かったですね。実際にオンエアが始まってみると、過去に共演者した方々や知人からも連絡をいただき、幅広い年代の方が見てくれているんだなって印象でした。

自分が視聴者の立場でも、「とりあえず一話見てみよう」と思わせられるようなタイトルとビジュアルの強さがあった作品なので、そういう意味でも反響は大きかったのかもしれません。

――映画化が決まった時はどのような気持ちでしたか。

映画化が決まった時は、ドラマの撮影が全て終わってしばらく経った頃だったので、すでに作品がちょっと懐かしい感覚になっていたんですよね。そのタイミングでプロデューサーから「来年、映画を撮ります」って伝えられたので、すぐには理解できずキョトンとしてしまいました(笑)。

でも、音楽愛に溢れていて、共演者にも本当に恵まれたすごくいいチームでしたし、上白石萌歌さんもそうですけど、森山未來くんも、僕は尊敬している俳優さんの一人なので、また映画という現場で一緒にお芝居できることはすごく嬉しいなあ、と思いました。

――実際にドラマが終わってから1年ぶりくらいにまた孔明を演じることになったわけですが、久々に“あの衣装”を着た時はいかがでしたか?

一年ぶりぐらいにあの孔明の衣装に袖を通しても、やっぱりすぐ感覚は戻りましたね。染み付いているものがありました。

連ドラの時もそうなんですけど、衣装は4回ぐらいフィッティングして、その都度メイクもいろんな人が意見を出しあって、試行錯誤して、最終的にバランスが取れて、あのビジュアルになっているんですよ。なので、すごく似合うって褒めていただくんですけど、衣装さんやメイクさんが“似合うように作ってる”んです。

今回特にビジュアルの強さがはっきりとあるキャラクターだったので、しっかり作り込んでもらえたからこそ、違和感なくできたんじゃないかなと思います。本当に衣装さんやメイクさんが素晴らしかったなと思います。

■前代未聞の大規模ライブ撮影はまるで部活のようだった

――ドラマでは本格的な楽曲とライブシーンが話題、映画ではたくさんの豪華アーティストも出演されたフェス映画となります。苦戦した場面や印象に残っているシーンはありますか。

『のだめカンタービレ』とか『BECK』とか、音楽ものは割とやってきた方ではあるのかなとは思うんですけど、これだけいろんなジャンルのアーティストが揃う作品っていうのは、あまり見たこともやったこともなくて、どういう作品になるんだろうっていうのは正直ありました。

台本を見た段階では全く分からなかったんです。もちろん、ストーリーの主軸に関しては、ドラマと同じ英子と孔明の話なんですが、映画で言えば一番派手になるのはあのフェスのシーン。「次はこのアーティストです」みたいなセリフがあっても、誰が来るかは書かれていないので、分からない。劇中のフェスも“パリピ孔明のイベントをやります”っていうていでお客さんを呼んだので、僕が冒頭、「実は映画化します。だから、今日は撮影です」「僕の計略にはまって集められたみなさん」っていう言い方をして始まったんです。

――リアルに軍師・孔明の計略にハマって集められた観客なんですね。

実はあのフェスのシーンは一日で撮ったんです。ライブチームを呼んで、カメラも13台あって……。まだ誰もやったことがないようなやり方で、本当のライブみたいに全部撮影が進んでいくんですよね。

あれだけのボリュームを一日で取り切るって、僕の今までの経験上からしても「ちょっと難しいかも」って思ったんですけど、意外にも予定より早く終わって。だから、プロデューサーとかすごいテンション上がってましたね。「本当に撮れた!」って。撮影中は僕も走ってたし、裏でみんな走り回って、なんか久しぶりに部活みたいな撮影だなって、いい思い出になりました。

■自分にとっての“軍師”はマネージャー

――作中ではドラマに引き続き英子の軍司を務める向井さんですが、向井さんご自身にとっての軍師的な存在はいますか?

マネージャーですね。基本的に全部の仕事を決めるのはマネージャーなので。自分の好きなことや、やりたいことだけだと偏る気がするので、そういう意味で「あ、こういうこともやった方が良いんだな」とか、やった結果「やっぱりやってよかったな」って思うことが多いです。今回の『パリピ孔明』みたいな意外な役だったりとか。もちろん、全部が全部そうってわけではないですけどね。

オーディションでもオファーでも、大勢の中から選ばれないとできない仕事なので、選んでいただいていることが一番大きいですし、ありがたいんですが、その限られた時間の中で何をやるかっていうのを決めるのはやっぱりマネージャー。なので、そこは自分にとっての軍師的な存在なのかなと思いますね。4月から独立したので、本当に2人でやっている感じですし、ついてくれて十年ぐらいになるので、信頼しています。

――逆に向井さんが作中のように軍師的な存在になることはありますか? 上白石さんは、現場での向井さんの立ち振る舞いを見て「向井さんこそ本物の軍師だ」とおっしゃっていたそうです。

今回の役柄とリンクしているところで言えば“支える側”なんですよね、例えば、今回の映画であれば、ミュージックバトルアワーズっていうフェスをやるんですが、僕は役柄としてもステージ上でパフォーマンスはしないですし、実際にアーティスト活動もしてない。なので、普段からステージの上に立つ人たちが気持ちよくパフォーマンスできるようにすることが、この映画のクオリティにつながってくると思っていたんです。

萌歌さんは今まで連ドラを10話一緒にやってきたからこそ、色々と遠慮せずに言えることもありましたけど、今回初めましての人たちは、いつもの自分たちのステージではなく映画の撮影でステージに来るっていう意味で、誰もホームの人がいない。自分は歌手活動をしていないですけど、もし自分がその立場だったらやっぱりちょっと緊張するし、遠慮すると思ったんです。だからこそ「もうとにかく楽しんでもらおう」って思って、なるべく袖とかバックヤードにいる時は話しかけるようにはしてました。

――軍師は結構戦略的な頭脳派タイプですが、向井さんご自身も仕事においてそういう考え方はあったりしますか?

戦略的ではないかもしれませんが、分からないことや単語があれば絶対調べますし、事前準備はしっかりするタイプです。今はもう何でも調べられる時代なので、前よりはすごく準備しやすくなりましたけど、先を読むにはやっぱり事前準備が必要だと思います。

ただ、なんとなく当てずっぽうでっていうことじゃなくて、経験からくる裏付けがないと先は読めない。だんだん先が読めるようにはなってきてはいますが、それだけだとどうしてもこうステレオタイプになってしまって面白くなくなるじゃないですか。なので、そこを壊そうともしますし、一つの手法に頼らないようにはしてます。

いろんな角度から見ないと人間って分からない。だから、キャラクターを演じるにしても、“このキャラクターはこういう喋り方しかしない”というように決めつけずに、いろんな可能性を持たせるよう心がけています。

『パリピ孔明 THE MOVIE』

現代に転生した天才軍師・諸葛孔明が挑むのは、豪華アーティスト大集結!! 史上最大の音楽バトルフェス。三国志最大のライバルと頭脳戦を繰り広げる孔明、最後の戦い――。
果たして孔明と英子は、音楽の力で“天下泰平”を成し遂げることができるのか――?

公開日:劇場公開中
原作:『パリピ孔明』 原作・四葉夕ト 漫画・小川亮(講談社「ヤングマガジン」連載)
監督:渋江修平
脚本:根本ノンジ
配給:松竹

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