コケ川さんの漫画「保育士実技試験があったよ!」(全6話)がインスタグラムで多くの「いいね」を集めて話題となっています。
主婦の作者が、保育士を目指してチャレンジすることにしました。実技試験の会場で道に迷ったり、周囲の人がみな強そうに見えて不安になったりしながらも…という内容で、読者からは「お疲れさまでした!」「こんなに難しい試験なんですね」などの声が上がっています。
子育てで助けられた経験から
コケ川さんは、インスタグラムで主婦の日常を漫画にして発表しています。コケ川さんに作品について話を聞きました。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
コケ川さん「子どもの頃から絵を描くのは好きでしたが、このような漫画を描き始めたのは2024年の12月末からです。インスタグラムは、当初は見るだけだったのですが、ある日ふと『楽しませてもらうことばかりの自分でいいのかな?』と思うようになりました。誰かに楽しんでもらうために自分ができることはないかと考え、以前から好きだった漫画を描いて、誰かに楽しい時間をプレゼントすることを思いつきました。始めたばかりなので、やりたいことがありすぎて時間が足りないと思う毎日ですが、読者の方々に分かりやすく伝わるように頑張っています!」
Q.このエピソードを漫画にしようと思った理由を教えてください。
コケ川さん「保育士試験がどのようなものなのか、知り合いの保育士さんには恥ずかしくて聞けず、何もかも分からない状態でした。自分の体験談を残すことで、少しでも誰かの参考になるといいなと思い、漫画にしてみました」
Q.なぜ、保育士の資格を取ろうと思ったのでしょうか。
コケ川さん「何か資格などの形に残るものに挑戦したいと思ったからです。『自分にできることは何か』を考え、保育士資格を取りたいと思いました。実際、私自身も子育ての中で保育士さんに支えていただき、とても助けられた経験があります。ですので今度は自分が資格を得て、子育て中の親御さんや子どもたちの力になれたらと思い、昨年の春から挑戦を始めました」
Q.実技試験に向けて、どのような準備をしましたか。
コケ川さん「対象の実技課題を動画で見たりしながら準備をしました! 珍しく周囲に宣言してから受けたので、緊張や焦りがありました(笑)。ですが、それ以上に励ましてくれる方々から勇気をもらいました。そして自分自身の勉強の仕方を見つめ直す、とてもよい機会になったと思います」
Q.作品について、どのようなコメントが寄せられていますか。
コケ川さん「皆さま優しい方々で、温かいコメントをいただきました。『保育士試験を知るきっかけになった』という人もいらっしゃったようで、うれしい限りです。参考になるようなところが、少しでもあるとうれしいです! 結果については…また後日ちゃんと投稿をさせていただこうと思っています」
オトナンサー編集部
