双子の尊い姉妹愛について描いた漫画「態度急変の意外な理由」が、インスタグラムで多くの「いいね」を集めて話題となっています。
「かぼす」と「すだち」は、とても仲良しな双子の女の子。ある日、公園から家に帰ってきたすだちがかぼすに、「こっちにこないで」と言いました。その言葉にショックを受けるかぼす。母が理由を尋ねたところ……。読者から、「すてきな姉妹！」「本当に優しい～」などの声が上がっています。
体調を気遣う姿に成長を感じた
この漫画を描いたのは、5歳の双子姉妹を育てるいよかんさんです。インスタグラムとX、ブログ「柑橘家の双子ちゃん」で漫画を発表しています。2023年には『双子育児、ちょっぴり詰んでます！』を、2025年には『私の人生を食べる母』（いずれもKADOKAWA）を出版しました。いよかんさんに、作品についてのお話を聞きました。
Q.漫画を描き始めたのはいつごろからですか。
いよかんさん「双子出産後の育休中にコロナ禍となり、おうち時間を過ごす中で、何か家でできる新たなことを始めてみようと思い、漫画を描き始めました。双子が生後6カ月になった頃から、双子育児にも慣れてきて作業時間をとれるようになり、ブログとインスタグラムを始めました。漫画を発表したことをきっかけに、少しずつイラストや漫画のお仕事をいただくようになり、自分にとって大きな転機になったと思います」
Q.このエピソードを漫画にしようと思った理由を教えてください。
いよかんさん「かぼすとすだちの絆の深さにジーンとしてしまい、『この尊い瞬間を漫画に残しておこう』と思って描きました！」
Q.すだちちゃんがブランコ酔いをしたのはこの時が初めてでしたか。
いよかんさん「すだちはブランコが大好きで普段からよく乗っているのですが、この時はいつもよりたくさんこいだせいか、初めてブランコで酔ってしまいました」
Q.今までも、病気のときは離れて過ごすようにしていたのでしょうか。
いよかんさん「どちらかが体調不良のときは、『同じ食器を使わない』『飲み物の回し飲みは禁止』などのルールを決めていましたが、離れて過ごすことはこれまであまりしていませんでした。この時だけなぜこんなに距離をとろうとしたのか、謎のままです。もしかしたら直近で見た動画などにそういった場面があって、影響を受けたのかもしれません」
Q.すだちちゃんの思いを知って、いよかんさんはどう思いましたか。
いよかんさん「『体調不良をうつさないよう、配慮できるようになったんだなあ』と、成長を感じてジーンときました」
Q.漫画「態度急変の意外な理由」に、どのようなコメントが寄せられましたか。
いよかんさん「『うつってしまうかもと配慮できるのがすごい』などとコメントをいただき、ありがたかったです！」
オトナンサー編集部
