育児支援サイトを運営するベビーカレンダー（東京都渋谷区）が、2023年「2月生まれベビーの名づけトレンド」を発表しました。
季節イベントにちなんだ名前が人気
調査は2023年2月1日から同月25日、「2023年2月生まれ」の子どもを対象に実施。調査人数は計8809人（男の子4391人、女の子4418人）です。
「名前ランキング」の女の子では、「凛」（「りん」など）が1位でした。「凛」は2023年1月にも首位となっており、2021年11月以降、連続トップ5入りしている人気の名前です。
注目の名前は、2023年1月の33位から急上昇した、2位の「結愛」（「ゆあ」など）。同社によると「例年、2月生まれの女の子の名づけでは『バレンタイン』にちなんだ『愛』を用いた名前の人気が高まる傾向がある」といい、他にも23位「乃愛」（「のあ」など。前月100位以下）、同率23位「愛茉」（「まな」など。前月62位）、30位「莉愛」（「りあ」など。前月21位）、54位「愛」（「あい」など。前月100位以下）など、100位以内に計7つの名前がランクインする結果に。2月は、「愛」のつく名前が117種類のバリエーションで、239人に名づけられていたということです。
一方、男の子の1位は「蒼」（「あお」「あおい」など）。2022年9月以降、連続でトップ3以内にランクインしているといい、人気の高さがうかがえます。
同社によると、男の子は、節分にちなんだ「節分ネーム」として「柊」を用いた名前が急上昇したとのこと。漢字のつくりに「冬」を含むことから、特に冬生まれの赤ちゃんの名づけに多く用いられるといい、「柊」（「しゅう」など）は前月12位から2位に、「柊真」（「しゅうま」など）は前月40位から27位に、「柊陽」（「しゅうや」など）、「柊斗」（「しゅうと」など）は100位以下から76位へとランクアップする結果となっています。
オトナンサー編集部
