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日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」誕生で再注目 創業地開発にかける「森ビル」の本気度

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「改札外乗り換え」を60分へ拡大

 本日6月6日(土)、東京メトロ日比谷線の霞ヶ関駅と神谷町駅の間に虎ノ門ヒルズ駅が新たに開業しました。

虎ノ門ヒルズ駅の中目黒方面行きホーム(画像:東京メトロ)

 新駅となる虎ノ門ヒルズ駅は、その駅名の通り虎ノ門ヒルズ(港区虎ノ門)に隣接した場所に建設されました。銀座線の虎ノ門駅とは約400m離れていますが、東京メトロは同じ駅として扱うことにしています。

 そのため、虎ノ門駅と虎ノ門ヒルズ駅は、いったん改札の外に出なければなりませんが、同じきっぷで乗り換えをすることが可能です。もちろん、運賃も通算距離で算出されます。

 また、東京メトロは同日からいったん改札の外へと出て乗り換える、いわゆる「改札外乗り換え」の適用時間を30分から60分へと拡大することも発表しています。

拡大によるメリットとは

 改札外乗り換え時間を30分から60分へと拡大する背景には、高齢者や障害者、ベビーカーを押しているパパ・ママなどが時間を気にせずに乗り換えができるようにとの配慮です。

 しかし、乗り換え時間が拡大したことで、さまざまなメリットが生まれます。乗り換えのついでに、駅近隣のカフェやコンビニなどに立ち寄る時間的な余裕が生まれたからです。

再開発ビルとの接続時イメージパース。神谷町方から霞ケ関方を望む(画像:東京メトロ)

 新たな地下鉄の駅が建設されたことからも、虎ノ門ヒルズには大きな期待が込められていることがうかがえます。

 虎ノ門ヒルズは、2014年に都市開発事業者である森ビル(港区六本木)が総力を結集して完成した超高層ビルです。

 それまでにも、森ビルは六本木ヒルズ(同)や表参道ヒルズ(渋谷区神宮前)といった話題性の高い都市開発事業を手がけてきました。

 一時期、六本木ヒルズには時代の花形ともてはやされる企業が集まり、そうした起業家・富裕層を“ヒルズ族”と呼ぶ風潮もありました。

高まる虎ノ門エリアへの期待

高まる虎ノ門エリアへの期待

 六本木ヒルズは時代を象徴する高層ビルになりましたが、たくさんの高層ビルを手がけてきた森ビルのなかでも虎ノ門ヒルズは別格です。

虎ノ門ヒルズ駅の駅構内立面図(画像:東京メトロ)

 森ビルは再開発事業名を「虎ノ門・麻布台プロジェクト」と銘打っていますが、その中心は虎ノ門です。なぜなら、虎ノ門は森ビルの創業地だからです。

 そうした歴史的な経緯からも、森ビルが虎ノ門エリアや虎ノ門ヒルズに並々ならぬ力を入れてきたことは言うまでもありません。

 そして虎ノ門の開発事業に力を入れているのは、森ビルだけではありません。虎ノ門ヒルズ駅を開業させた東京メトロも大きな期待を込めています。

環状道路計画とGHQ

 また虎ノ門ヒルズが立つ一帯は、東京都が戦前期から計画していた環状2号線の予定地でもあります。

 関東大震災の復興時、震災復興院総裁の後藤新平が構想した環状道路計画は予算が膨大になるとの反対から頓挫しました。

虎ノ門ヒルズ駅から北千住方面の駅ナンバリング(画像:東京メトロ)

 震災復興では実現しなかった環状道路は、戦後に戦災復興院が主導して再び立案されました。

 しかし、環状道路計画を見た連合国軍総司令部(GHQ)は戦勝国のような都市計画だと反対。環状道路は再び頓挫しています。

GHQの反対によって実現しなかった環状2号線ですが、その未完の道路がその後に“マッカーサー道路”と俗称されるのは皮肉な話としか言いようがありません。

環状2号線開通に向けて見えた道筋

 東京都の悲願だった環状道路は、1964東京五輪を機に7号線や8号線が整備されました。7号線や8号線は環7・環8と呼ばれ有名ですが、実は環6は山手通り、環5は明治通り、環4は不忍通りとして一部の区間が日の目を見ています。

 虎ノ門ヒルズは立体道路制度を活用しているので、虎ノ門ヒルズの真下に道路を建設することが可能です。そして、その真下を走っている新虎通りが環状2号線に該当します。

 新虎通りという名称は聞き慣れませんが、これは道路が開業するにあたり新橋と虎ノ門から一字ずつ拝借して命名された道路名です。

記者会見で虎ノ門ヒルズの説明をする森ビルの辻慎吾社長(画像:小川裕夫)

 このように、虎ノ門ヒルズは東京都にとっても念願だった環状2号線開通の道筋をつけるプロジェクトでもあったのです。

 森ビルは高いビルばかりを建設しているイメージを抱きがちですが、辻慎吾社長は記者会見や虎ノ門ヒルズの完成式典などで緑化に力を入れていることを繰り返し口にしています。

 森ビルの手がける再開発事業は、東京都港区や渋谷区など都心部に目立ちます。そのため、自然が少ない環境にあり、それらに配慮して緑化にも力を入れているのです。

今後も続く再開発

今後も続く再開発

 実際、虎ノ門ヒルズには約6000平方メートルにおよぶ緑地が整備され、それらは公開空地や遊歩道として一般開放されています。そのため、周辺住民や近隣のオフィスワーカーがベンチでお弁当を広げたり、散策を楽しんだりする光景を見ることができます。

 また、虎ノ門ヒルズの開業時期は、舛添要一都知事(当時)が“歩ける東京”をコンセプトにした東京シャンゼリゼプロジェクトに取り組んでいた時期と重なっていました。

 そうした東京都の意図を反映させて、虎ノ門ヒルズ周辺の歩道は幅広く設計されました。幅広い歩道ではオープンカフェなどが営業し、さながら外国のような街並みになっています。

交通結節機能が向上した虎ノ門地区のイメージ(画像:東京メトロ)

 虎ノ門ヒルズは2014年に開業しましたが、その後も虎ノ門一帯では森ビルが主導する開発が続けられてきました。

 このほど開業する虎ノ門ヒルズ駅もそのひとつですが、オフィスフロアをメインにした虎ノ門ビジネスタワーや住まいをメインにした虎ノ門レジデンシャルタワー、ステーションタワーなどがそのプロジェクトの一環として進行しています。

 虎ノ門ヒルズ駅の開業により再び注目が集まりますが、同エリアの開発はこれで完了ではありません。今後も続くのです。

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