「ままためコーチング塾」を運営するドラゴン教育革命はこのほど、小学生の子どもを持つ母親を対象に「保護者が教師に求めること」に関する実態調査を実施しました。
小学生の子を持つ母親が「保護者が教師に求めること」とは?
春は新しい出会いの季節。進級や入学を迎え、子どもたちは新たな環境での生活をスタートさせます。
新しい友だちや先生との出会いに胸を躍らせる一方で、保護者にとっては「子どもが学校生活にしっかり適応できるか」「先生はどのように子どもを見守ってくれるのか」といった不安を抱く時期でもあるでしょう。
そこで今回、小学生の子どもを持つ母親を対象に調査を実施。調査結果からは、現代の保護者が小学校教師に求めることの実態などが明らかになりました。
小学生の子を持つ母親の約7割が「子どもの学校生活に不安がある」
小学生の子を持つ母親の65%以上が、新学期を迎えるにあたり、子どもの学校生活について何らか不安を感じることがある
まず、「新学期を迎えるにあたり、お子さまの学校生活について不安を感じることはあるか」を尋ねる設問の回答では、「はい」が65.4%、「いいえ」が34.6%という結果になりました。
この結果から、小学生の子を持つ母親の65%以上が、新学期を迎えるにあたり、子どもの学校生活について何らか不安を感じることがあることが明らかになりました。
主な不安は「新しいクラスメイトや先生との人間関係」
新学期を迎えるにあたって、子どもの学校生活で感じる主な不安は「新しいクラスメイトとの人間関係」や「新しい先生との人間関係」
次に、新学期を迎えるにあたり、子どもの学校生活について不安を感じることがあると回答した人に「新学期を迎えるにあたり、お子さまの学校生活についてどのような不安を感じるか」を尋ねました。
回答の1位は「友人関係がうまくいくか」で72.2%、2位が「新しい先生との関係がうまくいくか」で64.8%、3位が「勉強についていけるか」で61.6%という結果になりました。
この結果から、新しいクラスメイトや先生との人間関係や、勉強についていけるかに不安を感じる人が多いことがわかりました。
8割以上が、「これまでの学校や先生の対応には満足している」
小学生の子を持つ母親の8割以上が、これまでの学校や先生の対応には少なからず満足している
また、「これまでの学校や先生の対応に対する満足度」を尋ねたところ、1位が「まあまあ満足している」で65.2%、2位が「非常に満足している」で16.7%という結果になりました。
1位と2位の回答を合計すると回答率80%を超えるかたちとなり、この結果から、小学生の子を持つ母親の8割以上が、これまでの学校や先生の対応には少なからず満足していることが判明しました。
半数以上が「求めていることと実際の対応にギャップを感じる」
小学生の子を持つ母親の半数以上が、自分が学校や先生に求めていることと、実際の学校や先生の対応にギャップを感じることがある
続いて、「あなたが学校や先生に求めていることと、実際の学校や先生の対応にギャップを感じることはあるか」を聞く設問では、1位が「ときどき感じる」で46.7%、2位が「あまり感じない」で39.1%、3位が「よく感じる」で9.7%という結果に。
1位と3位の回答を合計すると回答率約55%となり、この結果から、小学生の子を持つ母親の半数以上が、自分が学校や先生に求めていることと、実際の学校や先生の対応にギャップを感じることがあることが明らかになりました。
先生に期待することは「環境づくり」や「個性や成長に合わせた対応」
小学生の子を持つ母親が学校の先生に期待することは「子どもが安心して学校生活を送れる環境づくり」や「子ども一人ひとりの個性や成長に合わせた対応」
また、「お子さまの先生に対して、最も期待していること」を聞くと、1位が「子どもが安心して学校生活を送れる環境づくり」で35.8%に。
2位が「子ども一人ひとりの個性や成長に合わせた対応」で20.9%、3位が「いじめやトラブルへの迅速かつ適切な対応」で17.9%という結果になりました。
この結果から、小学校の先生には「子どもが安心して学校生活を送れる環境づくり」を期待する母親が多いことが判明しました。
子どもへの接し方で求めることは「気持ちに寄り添い、丁寧に話を聞く姿勢」
小学生の子を持つ母親が学校の先生に求める、子どもへの姿勢や接し方で最も多いものは「子どもの気持ちに寄り添い、丁寧に話を聞く姿勢」
調査の最後、「お子さまの先生に求める、子どもへの姿勢や接し方」を尋ねました。
回答は、1位が「子どもの気持ちに寄り添い、丁寧に話を聞く姿勢」で55.5%、2位が「全ての子どもに公平・公正な態度を取ること」で44.2%、3位が「一人ひとりの個性や特性を尊重した対応」で43.9%という結果になりました。
この結果から、小学生の子を持つ母親が学校の先生に求める子どもへの姿勢や接し方で最も多いものは「子どもの気持ちに寄り添い、丁寧に話を聞く姿勢」であることがわかりました。
調査概要
調査期間:2025年3月21日〜3月24日
調査方法:インターネット調査
調査対象:小学生の子どもを持つ母親(20代〜50代の女性)
調査人数:330名
モニター提供元:RCリサーチデータ
ドラゴン教育革命
https://dragoneducationalrevolution.com/
(マイナビ子育て編集部)