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乾貴士は日本代表の起爆剤となれるか。ロシアW杯とは異なる意識、重要な新10番の起用法

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日本代表の乾貴士【写真:Getty Images】

日本代表の乾貴士【写真:Getty Images】

日本代表は現地時間13日、AFCアジアカップ・グループリーグ第2節でオマーン代表と対戦する。初戦となったトルクメニスタン戦で苦戦を強いられた森保J。2戦目は結果はもちろん、内容も問われる一戦となりそうだ。そんな重要な一戦で勝利のカギを握るのは新10番・乾貴士なのかもしれない。ロシアW杯戦士のその起用法とは。(取材・文:元川悦子【UAE】)

チームを盛り上げた乾貴士の存在

 日本代表は現地時間13日、AFCアジアカップ・グループリーグ第2節でオマーン代表と対戦する。初戦となったトルクメニスタン戦で苦戦を強いられた森保J。2戦目は結果はもちろん、内容も問われる一戦となりそうだ。そんな重要な一戦で勝利のカギを握るのは新10番・乾貴士なのかもしれない。ロシアW杯戦士のその起用法とは。(取材・文:元川悦子【UAE】)

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 前半から重苦しいスタートを強いられ、まさかのビハインドを背負うことになった9日の2019年アジアカップ・トルクメニスタン戦。後半に入ってから大迫勇也が4分間で2点を奪って逆転し、20歳の新星・堂安律が1点を追加したことで、3-2の白星に持ち込んだものの、内容的にはご存知の通り、課題山積のゲームだった。

 不完全燃焼感が色濃く残った初戦から一夜明けた10日午前、日本代表は13日のオマーン戦に向けたトレーニングを行った。大迫、堂安、吉田麻也ら前日のスタメン11人はホテルで別メニューとなり、ピッチに姿を現したのは青山敏弘や東口順昭など12人。朝から気温30度を超える暑さに見舞われる中、明るく元気にチーム全体を盛り上げたのが、中島翔哉から背番号10を受け継いだ乾貴士だった。

 ピッチに現れた時から周りに話しかけ、ボール回しでは笑顔で声を出して仲間の笑いを誘い、6対6のミニゲームでも鋭いシュートを決めるほど、イキイキした様子が際立っていた。

「今日は暑かったー。きつかったです。でもみんなで頑張ったんでよかった。(自分が賑やかに振る舞うことが)チームのプラスになるかどうか分かんないけど、ワイワイしながらやりたいタイプなんで。別にチームのためにというわけじゃないです」と本人は至ってマイペースを強調していた。が、この日は長友佑都と槙野智章という盛り上げ役が不在。「年長者の自分が引っ張ろう」という意識が少なからずあったはずだ。

 その乾を森保一監督体制の新生ジャパンにどう融合させ、攻めのバリエーションを増やしていくかというのは、今のチームに課せられた可及的速やかに取り組むべきテーマだ。

 初戦では堂安・南野拓実・原口元気の新2列目トリオが機能せず、全員が中へ中へと入ってしまう悪循環が続いた。ハーフタイムに乾らが「サイドからもっと攻めた方がいい」とアドバイスを送り、選手同士でも話し合って後半は修正できたが、相手の出方や状況に応じてその両方のスタイルを臨機応変に出せるようにならなければ、今後は厳しくなる。

オマーン戦、左サイドは乾? 原口?

 次戦の相手・オマーンも、2017年ガルフカップでUAEやサウジアラビアを破って優勝しているチームで、当時のメンバーが15人も残っているというから決して侮れない。

 オマーン国境の町・アルアインに住む塩谷司も「次は沢山のオマーンサポーターが来ると思う」とアウェイムードを警戒していた。森保監督としては、攻撃陣のユニットをある程度固定し、連係を強化したい意向はあるだろうが、乾というドリブル突破力と決定力を兼ね備えたどこかでアタッカーを投入し、変化をつけていくことも必要ではないか。

 さしあたってオマーン戦だが、左サイドのスタメンを原口で行くか、乾で行くかは判断が分かれるところ。6日に合流した乾は13日でちょうど1週間。現地のコンディションや南野や堂安という若手アタッカーのリズムにも適応してくる頃だろう。

 南野も「乾君は翔哉と近いプレースタイルだと思いますけど、その中で非常に高いクオリティを持っているし、ロシアワールドカップを引っ張っていた存在」と前向きにコメントしており、乾の加入によって、中島を含めた「新ビッグ3」と称される若手3枚の2列目がこれまで発揮していた推進力や機動力を再現できる可能性があるのは確かだ。

 ただ、原口もトルクメニスタン戦の後半から動きのキレがよくなり、大迫の先制点をアシストしている。その後は堂安とのサイドチェンジで左コーナー深いところまで攻め込んだり、長友との効果的なタテ関係を構築しながら相手に脅威を与えるアタックもできていた。

 大きな重圧のかかるファーストマッチを消化したことで心身ともに落ち着き、この先は調子も上がってくるはず。その背番号8をいきなり控えに回すのは、やはり得策ではないのかもしれない。

ロシアW杯時とは違うスタンス

 となれば、乾はジョーカーとして、ここ一番の時間帯に出すのが、現状のベストな選択だ。原口と交代して左サイドに入るだけでなく、堂安と代わって原口が右に移動したり、南野と代わって原口か堂安が真ん中に行く形も取れるだけに、彼1人がいるだけで戦術的は幅は一気に広がる。

 本人も「自分が出たらとにかく幅を取ることをやらなきゃいけないと思う。まず相手を広げて、そこから空いてくるところができるから、初戦の反省を生かしてやっていければいい」と自らのやるべきことを明確にイメージしている様子だ。

 仮に堂安と左右のサイドに陣取った場合は、ロシアワールドカップの時に左中心の打開を意識するのではなく、若い堂安の仕掛けと突破力という特長を最大限生かしながら、サポートする意識も持っているという。

「律が結構、仕掛けたりするタイプなので、あっちが仕掛けるなら俺はそこまでやらなくてもいいかなと。もちろん仕掛けるタイミングもありますけど、バランスを取りながらやっていかないといけないという感じはします」と乾は神妙な面持ちで言う。

 こうした口ぶりを見ても分かる通り、今の彼はベテランとして若手がやりやすい環境を構築しようと務めている。そのスタンスはやはりロシアの時とは大きな違いだ。そうやって周りをコントロールしながら、敵と駆け引きしていく乾のプレーは、間違いなく攻撃陣の起爆剤になる。停滞感が否めなかった初戦とはガラリと流れを変えてくれるはずだ。

 トルクメニスタン戦はスタメン組のコンディションを上げるために、森保監督はあえて1人しかメンバーを代えなかったが、次戦はより多くの戦力を加えながら戦うと見られる。

 そこで真っ先に起用すべきなのは、やはりこの男に他ならない。新10番をどう使いこなすのか。そこに指揮官と日本代表の成否がかかってくるといっても過言ではないだけに、オマーン戦以降の動向を注視していきたい。

(取材・文:元川悦子【UAE】)

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