「今日の夕飯は、メリケン粉を使った天ぷらだよ」。そんなおばあちゃんの声が聞こえてきそうな、どこか温かい響きを持つ「メリケン粉」。今ではあまり聞かなくなりましたが、この言葉には、日本の食文化の歴史がギュッと詰まっていたんです!
「メリケン粉」の使い方
「メリケン粉」とは、ズバリ「小麦粉」のこと!特に「薄力粉」を指す言葉として、昔の家庭ではごく一般的に使われていました。 今、私たちが当たり前のように使っている小麦粉も、一昔前は「メリケン粉」という愛称で親しまれていたんですね。その響きだけで、なんだか昭和の温かい食卓が目に浮かぶような気がしませんか?

「メリケン粉」の由来
ではなぜ、小麦粉が「メリケン粉」と呼ばれるようになったのでしょうか? その答えは、明治時代に遡ります。当時、日本にはアメリカからたくさんの小麦粉が輸入されるようになりました。その「アメリカン」という発音が、当時の日本人の耳には「メリケン」と聞こえたのです!そこから、「アメリカ(メリケン)から来た粉」という意味で、「メリケン粉」という呼び名が広まっていきました。なんとも大らかで、国際交流を感じさせる素敵な由来ですよね!

まとめ
私たちの食卓に欠かせない小麦粉に、こんなにも愛らしい歴史が隠されていたなんて、驚きですよね! 言葉の由来を辿ることは、当時の人々の暮らしや、文化の移り変わりを肌で感じることにも繋がります。 今度スーパーで小麦粉を手に取ったら、ぜひ「こんにちは、メリケン粉さん!」と心の中で話しかけてみてください。いつものお料理が、もっと楽しく、味わい深くなるかもしれませんよ! 皆さんにとって、忘れられない「おふくろの味」はありますか?
