息子が部活を引退した日の母を描いた漫画「部活引退」がSNS上で話題となっています。部活動最後の日を迎えた中学3年生の長男。母は、息子のために早起きしたり、汗臭い洗濯物と格闘したりと奮闘した日々を振り返り…という内容で「お疲れさまでした!」「よく分かります」「しんみり」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
一番思い出に残っていることは?
この漫画を描いたのは、りょうかあちゃん(ペンネーム)さん(41)です。普段は主婦として子育てをしながら、ブログやインスタグラムで漫画を発表しています。
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
りょうかあちゃんさん「最後の試合が終わった日、これまでのいろいろな出来事がよみがえってきたので描きました」
Q.引退後、息子さん自身も寂しがっているのでしょうか。
りょうかあちゃんさん「引退したその日の午後には、もうチームメートとキャッチボールに出かけていました。今でも時折、思い出したように『あー野球やりたいー』とつぶやいたりしています」
Q.息子さんの部活動を応援していて、一番心に残っていることは。
りょうかあちゃんさん「最後の打席です。足のけがで、最後の大会直前にレギュラーから外れていたので、代打で1打席出してもらえたときは、『本当に良かったね』という思いでした」
Q.息子さんは、高校でも野球を続けるつもりでしょうか。
りょうかあちゃんさん「もともと、音楽にも興味があって悩んでいましたが、最近は『やっぱり高校でも野球を続けたい』と言い出しました」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
りょうかあちゃんさん「野球に限らず、お子さんが部活を引退したときのことを思い出し、『同じような気持ちだったよ』と共感してくださる声が多かったです。『サポートは大変だったけど充実した日々だった』と皆さん、おっしゃっていました」
オトナンサー編集部