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勝利を生む絶対的なロナウド。調子落としかけたユベントス、それでも踏みとどまれる理由

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クリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】

クリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】

セリエA第23節が現地時間10日に行われ、ユベントスはサッスオーロに3-0と勝利を収めた。試合立ち上がりは相手の攻撃に押し込まれる形となったが、終わってみれば点差をつけている。チームを先導したのはやはりクリスティアーノ・ロナウド。新天地においてもその存在は大きい。(取材・文:神尾光臣【イタリア】)

攻撃の道筋を作ったクリスティアーノ・ロナウド

セリエA第23節が現地時間10日に行われ、ユベントスはサッスオーロに3-0と勝利を収めた。試合立ち上がりは相手の攻撃に押し込まれる形となったが、終わってみれば点差をつけている。チームを先導したのはやはりクリスティアーノ・ロナウド。新天地においてもその存在は大きい。(取材・文:神尾光臣【イタリア】)

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 サッスオーロ戦の最初の15分間、ユベントスはホームでパルマに追いつかれた前節の不調を引きずっていた。

 最後尾からの組み立てがままならない。レジスタのミラレム・ピャニッチは厳しいチェックにあってパスが出せない。ダニエレ・ルガーニにマルティン・カセレスのセンターバックがパスを出そうとすると、全てのコースはプレスによって塞がれる。そのうち、寄せられてボールをロスト。一方的に攻められて、15分間で3本のシュートを打たれた。

 向こうにボールが渡ったら、奪い返すことも難しい。4-3-3といったシステム上のポジションに選手を固定するのではなく、局面によって敵陣の隙間に選手を柔軟に動かして“陣取り”を行い、細かくパスを回していくサッスオーロのサッカー。最近の試合でルーズな面を晒していたユーベの守備組織は、これを捕まえることができなかった。GKヴォイチェフ・シュチェスニーが好セーブをしていなければ、2点は失ってもおかしくない状況だった。

 しかしその劣勢の中で、浮足立たずにミスを犯さないプレイヤーがいた。クリスティアーノ・ロナウドだ。ドリブル突破を図って相手からファウルを誘い、正確なボールコントロールでプレスを交わす。落ち着いたプレーで攻撃の道筋を作った彼は、先制点を演出し、終わってみれば全3得点に絡んだ。

 チームも今度は、最近の試合で見せていた組織の脆弱さを時間の経過とともに払拭。そこに大きく貢献したのは、エースとブレない勝負強さと、プレーにおけるインテリジェンスだった。

相手の流れを断ち切るのもロナウド

 まずは23分。先制点の場面では、相手の乱れを見逃さなかった。サッスオーロGKアンドレア・コンシーリが、ユーベの選手のプレスを寄せすぎて後方からのパス出しをミス。ユーベの選手たちがこれに呼応してボールを奪ったのを見るや、ロナウドはサイドから中のスペースへと絞った。

 ビルドアップを掛ける段階でのパスミスで統率の崩れたサッスオーロの選手たちは、ポジションを移したロナウドの動きを捕まえられていない。そこにパスが入り、CR7は強烈なミドルシュートを放つ。これはコンシーリがセーブするものの、弾いたボールはゴール前に詰めていたサミ・ケディラの前に溢れてくる。がら空きとなったゴールにシュートが決まった。

 その後サッスオーロは反撃に転じ、縦パスに対し不用意に飛び出し過ぎたシュチェスニーのミスも絡んで同点となるチャンスも作ってくる。しかし、攻撃の中心となってその流れを切るのもロナウド。サイドに流れて突破を図っては、中央に正確なクロスを放った。テクニカルで攻撃的だが、守備に関してはやや線の細いサッスオーロの両サイドバックに対しては、外に開いて攻撃を仕掛けるとミスマッチが生じる。逆サイドに張るマリオ・マンジュキッチとともに、ロナウドはサイドから攻撃の活路を拓いた。

 そして70分には、サッスオーロの戦意を断ち切る追加点を自ら挙げた。左CKに対してファーの位置、それもゴール前の密集からかなり離れたところにポジションを取る。ゴールエリア内での競り合いから逃れていた彼は、コーナースポットからキックが放たれた瞬間、物凄い瞬発力でエリアに飛び込んだ。瞬間的なスピードにも打点の高さにも、相手選手は誰も反応できない。強烈なヘディングシュートが、ゴール右下に決まった。

セットプレーにおいても重要な存在

 この間ユーベの味方選手は、各々がスクリーンをかけてサッスオーロの選手のマークを外そうと動いている。このようにしてロナウドをフリーにし点を決めさせるサインプレーがあらかじめ仕込まれていたのかもしれないが、ロナウドの身体能力を考慮にデザインしなければ成立しないプレーだろう。彼の存在は、セットプレーでも重要なものとなっていることが示された。

 そして試合終了間際には、駄目押しの3点目をラストパスでお膳立て。途中出場のパウロ・ディバラのパスを受け、これをワンタッチで左サイドへ。これまた途中出場のエムレ・ジャンが、角度のきついところからシュートを決めきった。

 前節のパルマ戦と違い、今回のユベントスは試合中に組織の粗の修正に成功した。最初の劣勢の段階ではブレーズ・マトゥイディが体を張ってボールを奪うとともに、前線に飛び出す動きで攻撃の流れを作っている。

 正確なパスで攻撃を演出していたサッスオーロのレジスタ、ステファーノ・センシがあまりに自由とみるや、フェデリコ・ベルナルデスキをマークに付かせて対応。前半ではかなり動きの乱れていたピャニッチも、後半は攻守両面で引き締まったプレーを敢行した。「最初の15分間は苦労したが、その後にはまとまりを取り戻し素晴らしい試合ができた」。マッシミリアーノ・アッレグリ監督はチームに及第点を与えていた。

 一度こうした修正がチームとしてハマれば、あとは攻撃の絶対的な支柱が仕事をする。振り返れば、ユーベが調子を落としかけたこの数試合、ロナウドは常に安定して結果も出していた。新天地においても、その存在が大きいものになっていることを改めて思い知らされた。

(取材・文:神尾光臣【イタリア】)

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