「死」を怖がる次女の様子を描いた漫画「死ぬことがこわくてたまらない次女」がSNS上で話題となっています。ある日、ママに「夜寝たまま死んじゃうとかない?」と尋ねる、小学4年生の次女ゆーちゃん。ママは、自分も同じことを考えていたことを伝えますが…という内容で「私もありました」「分かります」「最後のコマで笑いました」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
「死」をどう理解している?
この漫画を描いたのは、めめ(ペンネーム)さんです。家族の日常に関する漫画をブログ「たくあんムスメたち。」やインスタグラムで発表しています。漫画は小学生の頃から描き始めました。
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
めめさん「次女が死ぬことを怖がるようになったのは、『死』について具体的に考えるようになったからだと思うのですが、私も同じ年頃にそんな時期があったので、そのときのことも含めて漫画にしたいと思いました」
Q.ゆーちゃんは「死ぬ」ということを、どのように理解しているのでしょうか。
めめさん「死んだら天国に行って、先に行っているであろう(?)両親やおじいちゃん、おばあちゃんに会えて寂しくない、怖くないんだと自分に言い聞かせているようです」
Q.ゆーちゃんはどんなときに「ママ大好き」と言ってくれますか。
めめさん「何の脈絡もなくボソッと言ってくれたり、寝る前などに言ってくれます」
Q.他に、めめさんの小さい頃と同じだなと感じるエピソードがあれば教えてください。
めめさん「家の中では、おしゃべりが止まらずうるさがられるくらいなのに、外では急に黙りこくって『借りてきた猫』状態になるところです」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
めめさん「『私も昔、同じような時期がありました』というご意見をたくさん頂きました。お母さんが死ぬのが怖くて、息をしているかこっそり確認していたという方がいらっしゃって、私も母が体調が悪いときに同じことをしていたなあと懐かしくなりました」
オトナンサー編集部