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車内スゴッ!「天空に一番近い列車」に乗ってみた 青春18きっぷの“神列車”で盛り上げる高原ローカル線の“課題”とは?

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JR線では最も標高が高い場所を走る小海線の観光列車「HIGH RAIL1375」に乗車。青春18きっぷでも乗れますが、人気度の高い列車です。この列車に沿線のスポットを組み合わせた旅行商品で、沿線自治体とJRが活性化を目指します。

長野県と山梨県を結ぶ「天空に一番近い列車」

 山梨県北杜市の小淵沢駅と、長野県小諸市の小諸駅をむすぶ小海線は、JR線では最も標高が高い場所を走る“高原鉄道”です。同線には「天空に一番近い列車」をコンセプトとした観光列車「HIGH RAIL 1375(ハイレール・イチサンナナゴ)」が走っています。

Large figure1 gallery17小海線の観光列車「HIGH RAIL 1375」(乗りものニュース編集部撮影)

「HIGH RAIL1375」は、2017年に開催された観光キャンペーン「信州デスティネーションキャンペーン(信州DC)」に合わせて登場した観光列車。小諸~小淵沢間で運行されており、JR東日本では乗ること自体が目的となる「のってたのしい列車」の一つです。列車名の「HIGH」は高い標高、「RAIL」は線路、「1375」とはJR線の標高最高地点(清里~野辺山)に由来します。

 通常、「HIGH RAIL1375」は土休日を中心に運行されていますが、2025年3月にプレスツアーの団体臨時列車が佐久平~小淵沢間で特別に運行されました。

車内にプラネタリウムがあるぞ!?

 北陸新幹線との接続駅でもあり、小海線で最も新しい駅でもある佐久平駅に入ってきた車両は、車体に夜空や八ヶ岳の山々を描いた清々しいデザインです。

 車両は2両編成で、1号車には窓を向いた1掛けの「シングルシート」と2人掛けの「ペアシート」「BOXシート」、物販カウンターが設置されています。2号車は特急車両のようなリクライニングシートが主体で、「ギャラリーHIGH RAIL」やトイレが設けられています。

 車内に入ると、星座柄の座席や、星をイメージした黄色い枕カバーが目につきます。2号車にある「ギャラリーHIGH RAIL」は、ドーム型の天井に星空映像を映し出すことも可能で、まるでプラネタリウムのようです。元々は東北地方で走っていたキハ100・キハ110系気動車を観光列車用に改造した車両ですが、外装・内装ともに様変わりしていました。

 実は「HIGH RAIL」は小淵沢発の1号、小諸発の2号のほかに、小淵沢を夕方に発車する「星空号」が設定されています。この列車は途中駅の停車時間中に「星空観察会」を行うユニークな列車で、夜間帯に走る観光列車は珍しい存在でもあります。

 窓を向いた1掛けの「シングルシート」は、1人旅にぴったりで、八ヶ岳やJR最高地点記念碑を望むことができる車窓西側となるため、最もおすすめです。テーブルも大きいため、車内で食事を楽しむことも可能です。

「JR線で最も高い駅」では停車時間も確保

 小海線で標高の高い区間は、山梨県と長野県の県境に位置する小淵沢方の区間となります。そのため、佐久平駅を出た列車はしばらく佐久市の近郊を走り、まだ「高原鉄道」といった感じはありません。

 小海線の運行に携わる乗務員が所属する「小海線統括センター」がある中込駅では、ホームから駅員による出迎えを受けました。列車は千曲川に寄り添いながら田園地帯を進んでいき、「シングルシート」から冬化粧した山々を望むことができました。

 徐々に標高が高くなり、JR線で最も高い駅となる野辺山駅(1345.67m)では、停車時間が確保されていたのが嬉しいポイント。この停車時間を利用して、駅構内にあるJR最高駅碑を撮影するのもおススメです。前出した夜間運行の「星空号」で星空観察会が行われるのも、野辺山駅の停車時間中です。

 列車は野辺山~清里間に位置するJR最高地点碑の付近で徐行運転し、いよいよラストスパート。終点の小淵沢駅でも、駅係員のお出迎えがあり、地域を盛り上げようと奮闘している様子が伺えました。

 小海線の車窓は季節によって違う顔を見せるので、異なる季節に訪れて違いを楽しむのが良いでしょう。

“高原鉄道”小海線が抱える課題

 山梨県北杜市は、JR東日本グループと協力し、「HIGH RAIL 1375」を活用した大人向けの高付加価値ツアーを継続的に販売することで、小海線の活性化を目指しています。

Large figure2 gallery11野辺山駅構内に設けられたJR最高駅碑(乗りものニュース編集部撮影)

 小海線は、ハイシーズンとなる夏季に観光客の利用が集中し、オフシーズンの冬に乗車率が落ちるという課題があるといいます。山梨県北杜市は、「小海線観光誘客促進事業」の一環として、小海線を活用したプロモーション企画運営業務をJR東日本グループに委託しました。

 今後は同社が2025年12月以降、「大切な人と訪れる高原リゾート『北杜市』で寛ぎのひととき」という名称で、「HIGH RAIL1375」と、市内の観光スポットを組み合わせたツアーを販売する予定です。

 ツアーに組み込まれる市内の観光スポットは、2007年に設立された八ヶ岳山麓にある美術館「中村キース・へリング美術館」、ワイナリー「八ヶ岳グランヴェールヴィンヤード」、フレンチレストラン「コントラスト・カフェリス」などが選定されています。

「HIGH RAIL1375」は「快速」として運行されるため、指定券を購入すれば「青春18きっぷ」などでも乗車が可能です。ただ人気列車のため指定席券は取りにくく、必ず乗車したい場合は「大切な人と訪れる高原リゾート『北杜市』で寛ぎのひととき」のようなツアーに参加するというのも有力な選択肢となります。

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