漫画家のコケ山さんの漫画「大切で、愛しい人」が、Xで話題となっています。
作者が喫茶店で漫画を描いていたところ、隣に座った女性から「息子に似ている」と声を掛けられました。女性は息子さんのことを話しながら、涙を流し始めて…という内容で、読者からは「まさに、愛!」「こんな人、結構いそう」「直前までグッときてたのに(笑)」などの声が上がっています。
しんみりムードが吹き飛ぶ、息子さんのまさかの近況
コケ山さんは、Xでエッセー漫画などを発表しています。コケ山さんに作品について話を聞きました。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
コケ山さん「大学生のときです! はじめは1作品作るのに結構時間がかかるな、という印象でした」
Q.今回の漫画を描いたきっかけを教えてください。
コケ山さん「漫画の講義で、『悲しみを描く』という課題がありました。そのときに、『そういえばカフェでこういうことがあったなあ』というのを思い出して、話を描きました」
Q.息子さんが「生きていた」と分かったときの心境を教えてください。
コケ山さん「『何の涙だったの!?』ってなりました」
Q.この後、どんな会話をしたのでしょうか。
コケ山さん「息子さんがいいところに大きな家を建てて、家族と幸せそうな話を聞きましたね。1周回って嫉妬しました」
Q.この喫茶店はよく利用されているのですか。
コケ山さん「チェーン店の喫茶店で、よく利用しています!」
Q.このときは偶然出会った人と話していますが、見ず知らずの人に話し掛けられることは多いのですか。
コケ山さん「漫画を描いているのが珍しいのか、ちょいちょい話し掛けられます。前も知らない海外の方に『ガンバッテ!』と、なぜか肩をたたかれたこともあります」
Q.今回の作品について、どのようなコメントが寄せられていますか。
コケ山さん「愛情の涙だと捉えているコメントが多かったです。『昔のカツヒコを懐かしんで泣いている』というコメントを見て、なるほどな…と思いました」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えてください。
コケ山さん「取り組んでいきたいことに当てはまるのか分からないですけど、仕事が欲しいです…。エッセーでも、創作でも、何でも描けるので、とにかく仕事が欲しい…と思っています」
オトナンサー編集部
