テレビの視聴データを計測するREVISIO（東京都千代田区）が、10月にスタートした2025年秋ドラマについて、初回放送の注目度ランキングを発表しました。
調査は、10月1～21日にスタートした民放キー局で放送されているドラマをピックアップ。独自の「注目度」という指標によって初回放送の「注目度ランキング」を作成しています。注目度が高いほど、「テレビの前の視聴者がくぎ付けになっていたこと」を表しているということです。
3位は、俳優の妻夫木聡さんが主演を務める連続ドラマ「ザ・ロイヤルファミリー」（TBS系、毎週日曜午後9時）でした。個人全体の注目度は66.8％でした。同作は、早見和真さんの同名小説を実写化。競馬の世界を舞台に、夢を追い続ける人たちが家族や仲間との絆を通して奇跡を起こしていく、人間と競走馬の20年にわたる壮大な物語です。
2位は、俳優の波瑠さんと川栄李奈さんのダブル主演作「フェイクマミー」（TBS系、毎週金曜午後10時）。個人全体の注目度は68.3％でした。女性からの注目度は70.9％、コア視聴層からの注目度は62.9％とともに2位を獲得。特に女性とファミリー層に強く響いたということです。ドラマは、元バリキャリの花村薫（波瑠さん）が、高校中退をしたベンチャー企業の社長・日高茉海恵（川栄さん）の“非公表”の娘の母親になりすます…という斬新な設定を軸に展開されるファミリークライム・エンターテインメントです。
1位は、俳優の草なぎ剛さんが主演を務める「終幕のロンド－もう二度と、会えないあなたに－」（関西テレビ・フジテレビ系、毎週月曜午後10時）でした。個人全体の注目度は72.0％。特に女性からの注目度が高く、75.5％で1位を獲得。故人と遺族の「橋渡し」をする遺品整理人という仕事が題材。妻を亡くし、シングルファーザーとして幼い息子を育てながら、遺品整理会社「Heaven’s messenger」で働く鳥飼樹（草なぎさん）が、余命3カ月の母がいる大企業グループ次期社長の妻と出会い、戸惑いながらも切なく温かな恋を育む様を描いています。
オトナンサー編集部
