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Cover interview 深川麻衣

michill (ミチル)

エンタメ

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Cover interview 深川麻衣

京都を舞台に「京都愛」が強すぎる主人公が引き起こす大騒動。

「本音と建前」を使い分ける県民性に翻弄されながらも、愛する京都を理解しようと奮闘する主人公・まどかの行動が、いつしか街中を思わぬ事態へと巻き込んでしまうシニカルコメディ。

主人公まどかを演じた深川麻衣さんに作品への思いを語ってもらった。

自分が一生懸命向き合ったなら、それは全部正解

本作への第一印象を伺うと「すごく挑戦的なお話だと思った」と深川さん。

「企画書を読ませていただいたとき、なんてユニークな発想なんだろうと。これまでも京都を舞台にした作品はいくつもありましたが、今作の切り口は斬新でした。脚本のアサダさんと監督の冨永さんというタッグにもすごく惹かれて“ぜひやってみたい!”とワクワクしたのを覚えています」

演じた“まどか”について伺うと、その真っ直ぐすぎる天然さに戸惑いながらも羨ましさを感じたそう。

「まどかは相手の言葉を100%で受け取れる素直な女性。正直、私とは似ている部分がほとんどないので、その素直さが羨ましかったです。私は褒めていただいても、どうしてもそれを100%素直に受け取ることができなかったりするので、まどかのような真っ直ぐに進んでいけるピュアさに憧れます」

「似ているところを探すとしたら… 好きなことに夢中になってしまうところですね」と笑う深川さん。そんなまどか像は撮影現場で作られていったそう。

「撮影に入る前に監督とたくさんお話しをする時間をいただいたのですが、そのときはまだ100%“まどかはこういう人”って固まっていたわけではなくて。まどか像を掴みきれないまま現場へ入ったのですが、輪郭がはっきりしたのは、現場で冨永監督の柔軟な演出に身を委ねてからですね。冨永監督の演出は刺激的というか、どんな指示が飛び出すかわからないんです。例えば、私が台本にないセリフをうっかり口にしたシーンがあったんですけど、“面白いからそのまま行っちゃおう!”みたいな。脚本にはないニュアンスがその場でどんどん生まれていって、まどかというキャラクターが自然にできあがっていきました」

本音と建前に翻弄されつつ、失敗しても“京都愛”で突き進んでいくまどか。深川さんが失敗してしまったときはどう立ち直るのだろう?

「失敗ってすごく恥ずかしいですし、間違えたら落ち込むと思うんです。でも、その時の自分が“一生懸命向き合ったなら、それは全部正解”って思うようにしています。反省はしても引きずらない、次に活かそうと。ただ私がまどかのような境遇になったら… やっぱり“もう京都にはいられない!”って思ってしまうと思います。そこを乗り越えるバイタリティを持っているまどかが羨ましいです(笑)」

まどかの姑役を演じる室井滋さんをはじめ、個性的なキャスト陣も本作の魅力のひとつだが、誰一人として京都出身の方がいないと聞いて驚いた。

「そうなんです。なので、休憩中はみんな標準語で話していました(笑)。舅役の松尾さんだけ兵庫出身なので、京都弁のイントネーションなどを教えていただきました。みんなユニークな方ばかりなので、休憩中もとても賑やかで楽しかったのを覚えています。撮影が早く終わった日に室井さんと松尾さんとお食事をご一緒させていただいたのも良い思い出です」

撮影中“京都らしさ”を感じたことを伺うと。

「電車に乗った時にとても“品”を感じました。東京とは違う落ち着いた空気感というのかな。偶然かもしれませんが、乗っていた方たちもみなさん服装や髪型も派手過ぎず、“はんなり”とした雰囲気が漂っていて。あぁ、ここは京都なんだなって自然と感じられました」

作品に出演したことで京都への印象が変わったと深川さんは続ける。

「これまでは観光で訪れただけでしたので、今回“ぶぶ漬け”を通して知ったことがたくさんあったんです。街中に小さな鳥居があるとか、お赤飯を食べるとか… 台本を通して初めて知る京文化がいっぱいでしたので、観てくださる方にも京都の奥深さを知ってもらうきっかけになったら嬉しいです」

映画、ドラマとたくさんの作品に出演されている深川さん。心とカラダのバランスの取り方を教えていただくと。

「私、オンとオフの切り替えがあまりないタイプなんです。だからこそ、意識して“休む時間”を作るようにしています。友達と食事に行ったり、家でアクセサリー作りをしたり…。最近はビーズやシルバーアクセサリーにハマっていて、ものづくりの時間がすごく癒しになっています」

最後に改めて作品の魅力、見どころを教えてもらった。

「今までなかった目線や切り口で京都を見ていただける映画になっていると思うので、京都の方にも、京都が好きな方にも、楽しんでいただけたら嬉しいです。シュールさやブラックジョークもふんだんに盛り込まれているので、「あちゃー」と笑って見守っていただけたら幸せですね。“あの後どうなったのかな?”と、独特の余韻が残るラストシーンのその後はぜひ自由に想像してほしいです」

『ぶぶ漬けどうどす』

©2025「ぶぶ漬けどうどす」製作委員会

監督/冨永昌敬 企画・脚本/アサダアツシ
出演/深川麻衣、小野寺ずる、片岡礼子、大友律/若葉竜也、松尾貴史、豊原功補、室井滋 他
公開中

Profile

1991年生まれ。2018年初主演映画『パンとバスと2度目のハツコイ』で第10回TAMA映画賞最優秀新進女優賞を受賞。主な出演作は、映画『愛がなんだ』、『おもいで写眞』、『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』、『嗤う蟲』、ドラマ「まんぷく」、「日本ボロ宿紀行」、「青天を衝け」、「特捜9シリーズ」、「彼女たちの犯罪」など多数。

Photo / Ryuta Seki
Styling / Kaho Yamaguchi
Hair&Make / Aya Murakami
Text / Satoko Nemoto

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