芸人の陣内智則さんが、4月5日放送の『モモコのOH!ソレ!み~よ!』(カンテレ)に出演。6歳の愛娘の子育てマル秘エピソードを明かしました。
パパのお仕事はYouTuberだと思っている
陣内智則さんは、2017年にフジテレビ松村未央アナウンサーと結婚。2018年に誕生した6歳の女の子のパパです。
父親になる前は、「子どもができたら変わるよ」「子どもが歩く姿、運動会で行進してるだけで泣くよ」と言われても、「そんなことないやろ!」と思っていたという陣内さん。ところがいざ親になってみると「ボロボロ泣きますね」「ずっと一緒にいたいというか、ずっと構ってほしい」と、180度変わり、溺愛している様子がうかがえます。
長女は最近YouTubeにハマっていて、テレビのこともYouTubeだと思っているのだとか。そのため「パパはYouTuber」だと勘違いをしており、陣内さんが仕事に行く際には「登録者、増やしてね」と声を掛けてくれるという可愛いエピソードも明かされました。
しかし陣内さんは一緒にYouTube動画を見ていて、ふと「あれ、これ面白くないぞと。身内ネタみたいなんをやってて」と考え込んでしまうときがあり、娘が笑っていても一度動画を止めて「何がおもしろいの?」「いま、何がおもしろくて笑ってる?」「おもしろいって、こういうことじゃないよ。おもしろいっていうのは、ちゃんとフリがあって……」と、お笑いについて熱く語ってしまうことがあると打ち明けました。
これを受けて「矢野・兵動」の兵動大樹さんから「陣(陣内さん)のネタをつけられて、娘さんに止められて、『これどこが面白いの?』って言われたら?」と問われた陣内さんは、「それは地獄ですね」と苦笑い。兵動さんの「小さいから。まだ陣の面白さがわからないときやから」という冷静な意見に「たしかにね……」と同意しつつも、「おもしろいことのジャッジはちゃんとしといてほしい」と芸人として譲れない矜持があるようです。
また陣内さんは、自分が知らないようなYouTuberのことを「カッコいい!」と言う長女に「だったら本物を見せてあげたい」と、FANTASTICS from EXILE TRIBEの中島颯太さんやNEWSの増田貴久さんなど、家にイケメンを招くようにしているといいます。結果、長女はイケメンたちにメロメロに……。「最初まっすー(NEWSの増田貴久さん)とか(来ても、娘は)ぽかーんですよ。でもだんだん魅力がわかって『まっすーカッコいい』って。颯太くんとかまっすーみてたら、『このYouTuber歌へたやな』とか(言うようになった)」と、陣内さんの思惑どおりに成長しているといいます。
「なぜYouTuberにそんな敵対心を燃やすのか」と聞かれた陣内さんは、「ちゃんといろんなものを見てもらいたい。本物っていったらあれやけど、こんな人たちが今テレビで活躍しているんだよっていうのを。テレビを見てっていう」と力説しました。やはりパパの活躍の場はテレビですからね。
「お父さまがちょっと、これはだいぶ危険です」
そんな長女は小学校受験に挑戦。「行きたい私立の小学校があるから。受験のための練習の塾に行かない?」という妻の勧めもあり、親子でお受験塾に通ったことを明かします。
事前に妻から「(面接で)先生が色々聞いてくるから、それに対してちゃんと自分の言葉でどう伝えるかをやるんだけど」と告げられていた陣内さんですが、「ちょっと待てって。できるって!」と、これまでの自分の芸歴を考えれば問題ないだろうと余裕しゃくしゃくで塾に向かったといいます。
しかし実際に面接の練習をしてみると、「もうがっちがちで僕、何も答えられなかったんですよ。『私たち』とか、『御校』とか、そんな言葉もしゃべられへんし、敬語もしゃべれないし、グダグダになって……」と玉砕。
面接練習が終わった後に塾の先生から、「お父さまがちょっと、これはだいぶ危険です」「お母さま完璧です。娘さん完璧です。お父さまがちょっと……」と言われてしまったといいます。
その後、仕事の収録の合間もずっと面接の練習を繰り返した陣内さん。「(志望動機を)ご自宅の教育理念を絡めて2分以内でとか、めちゃめちゃ鬼ブリしてくるんですよ! あのMC(先生)エグいっすよ! さんまさんのほうが優しいですよ!」と、苦労した初めてのお受験体験を振り返りました。