出会いアプリの仕様にも現れる「隠したい」の本心
婚活パーティー情報サイトを運営するオミカレ(杉並区高円寺北)が全国の婚活パーティー参加予定者673人を対象に行ったインターネット調査で、4割以上の人が自身の婚活を同僚や友人に「隠している」と答えていたことが分かりました。
調査結果は「隠している」が287人で約43%、「隠していない」が386人で約57%となりました。
2018年改訂の広辞苑に掲載されるほど、日本語として浸透してきた「婚活」。しかし一方で、マッチングアプリなどにおいて、SNSでつながる知人たちに自身のプロフィールが表示させない仕様もあるほど、プライベートを知られたくないという考えはいまだ根強いようです。
婚活中の人は同僚や友人からの遊びの誘いがあっても、活動日と重なった場合は理由をつけて断らなければなりません。また、婚活は数日で終わるような簡単なものではないため、誘いを断り続けていると疎遠になってしまう可能性も否めません。
そのような人間関係のデメリットがあっても、4割を超える人が「隠している」のが現状です。
オミカレは今回の結果を受けて、
「婚活中を同僚や友人に伝えておくことで、周囲からの理解や協力を得ることができます。また、『実は私も婚活中』という告白を受け、婚活仲間を増やすこともできるでしょう。今の時代、婚活に対する考え方は人それぞれですが、婚活中を公言したところでプラスはあってもマイナスは無いのではないでしょうか」
とのコメントを寄せています。