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武藤嘉紀が乗り越えた幾度もの重症。日本代表返り咲きへ、今はとにかく「結果が欲しい」

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マインツの武藤嘉紀【写真:Getty Images】

マインツの武藤嘉紀【写真:Getty Images】

マインツの武藤嘉紀は、今季のリーグ戦開幕3試合で2得点を記録するなど好調なスタートを切っていた。しかし、そこで思わぬアクシデントが襲う。以前にも痛めていた膝を再び負傷し、長期離脱を強いられてしまった。離脱している間にもチームは主力の選手が入れ替わり、戦術も変わっていく。今では新加入選手とポジションを争う武藤は、「とにかく結果が欲しい」と貪欲な姿勢を見せる。今月16日に発表された日本代表メンバーから外れてしまったが、再び代表に返り咲くことはできるだろうか。(取材・文:杉崎達哉【ドイツ】)

開幕から3試合2ゴール。順調なスタートの中で襲った膝の負傷

 マインツの武藤嘉紀は、今季のリーグ戦開幕3試合で2得点を記録するなど好調なスタートを切っていた。しかし、そこで思わぬアクシデントが襲う。以前にも痛めていた膝を再び負傷し、長期離脱を強いられてしまった。離脱している間にもチームは主力の選手が入れ替わり、戦術も変わっていく。今では新加入選手とポジションを争う武藤は、「とにかく結果が欲しい」と貪欲な姿勢を見せる。今月16日に発表された日本代表メンバーから外れてしまったが、再び代表に返り咲くことはできるだろうか。(取材・文:杉崎達哉【ドイツ】)

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 マインツでのプレーが2年目となる武藤嘉紀のスタートは順調だった。ブンデスリーガ開幕戦、アウェイでのドルトムント戦で81分から出場。後半アディショナルタイムに今季チーム初得点となるゴールを挙げる。第2節のホッフェンハイム戦は出番がなかったものの、第3節のアウグスブルク戦では67分に途中交代でピッチに入り81分にはシーズン2点目のゴールを決めた。

 そんな好調なスタートを切った武藤だったが、スタメン定着を脅かす事件が起きた。2016年9月29日に行われたヨーロッパリーグ(EL)のグループリーグ第2節、アウェイでのガバラ戦で先発した武藤は、41分に先制点を挙げるも84分に右膝を痛めて途中交代を余儀なくされる。検査の結果、右膝の内側側副靭帯の損傷と判明し、全治4週間と診断されたのだ。

 ヨーロッパリーグでの負傷の7ヶ月前にも武藤はハノーファー戦で右膝の外側靭帯を損傷していた。この怪我からの戦列復帰間近となった3月下旬の練習で再び同じ個所を負傷し、シーズンを棒に振ってしまった過去がある。ようやく怪我も回復し、出場機会を得ようという矢先にまた同じ右膝靭帯を痛めるというアクシデントに見舞われてしまったのだ。

 結局今季前半は公式戦5試合に出場、3得点のみに終わった。武藤自身も、さぞ悔しい思いをしたに違いない。

 武藤は怪我の直後にマインツの公式ツイッターを通じて「今回このような怪我でサッカーから離れるのは非常に残念ですが、マインツの勝利と躍進を願っています」とファンにメッセージを発信していた。「さらに成長してピッチに戻って来られるように」という強い気持ちでリハビリに励み、復帰に向けトレーニングを重ねた甲斐あってウィンターブレーク明けの第17節、ホームで行われたケルン戦で再びピッチに戻ってきた。

 慶應義塾大学4年時にFC東京とプロ契約を結び、そこから日本代表に選出され、昨シーズンからはマインツでプレーし、移籍1年目で7ゴールを挙げるなどエリート街道を突っ走ってきた中での度重なる怪我。おそらく、彼にとっても人生で初めての苦難だったのではないだろうか。

離脱中に大きく変わったチームの状況

 復帰直後は、「怖さの克服、内側をやっているのでシュートの時に怖さっていうのはあります」といまだ怪我の再発を恐れ、慎重になっている様子が伺えた。

 だが、再発を恐れて慎重になっている余裕はなかった。なぜなら、武藤が離脱している間にチームの状況が大きく変わっていたからだ。

 まず、チームの司令塔であったユヌス・マリが冬の移籍期間中にヴォルフスブルクに移籍。イタリアのパレルモからスウェーデン代表MFロビン・クアイソンを完全移籍で獲得し、そしてかつてバルセロナでもプレーしていたボージャン・クルキッチがストーク・シティからレンタルで加入した。

 ゲームメーカーであったマリが移籍したこともあり、チームは新しい戦術を模索している。ウィンターブレーク明け以降は以前使っていた4-2-3-1だけでなく、4-4-2のフォーメーションも採用するなど得点できる方策を探っている状況だ。

 ライバルの加入で競争が激しくなっている現状に「自分自身、今後ポジションを確保するためには確実に結果を出すことが一番だと思うので。とにかく得点に絡めるようにしないといけないです」と強い決意を示している。

 現地時間3月11日に行われた第24節のダルムシュタット戦ではベンチスタート。監督のマーティン・シュミット監督はジョン・コルドバとクアイソンの2トップを選択し、武藤に出場機会がやってきたのは82分だった。

「この前の試合(3月4日に行われた第23節)のヴォルフスブルク戦の後半かな。自分が思っているようなプレーができなかったですし」とスタメンから外れた理由を分析した武藤。試合後、「本当に結果を出したものが勝ちだと思うので、とにかく結果が欲しいなと思います」と自らの出場機会を得るために得点への貪欲な姿勢を語ってくれた。

再び日本代表へ。求められる結果=ゴール

 怪我からの復帰直後は慎重な姿勢を見せていた武藤だったが、今はそのような姿勢は見られない。ダルムシュタット戦の後に膝の調子について質問したところ、「膝? もう大丈夫ですよ」と笑って答えていた。

 ダルムシュタット戦では終盤からの出場でありながら、前線でのポストプレーやフリースペースを見つけ走りこむ一瞬のスピードなど存在感を見せていた。しかし、FWである以上求められるのはやはり結果=ゴールだろう。

 FWのポジションはコルドバのレギュラーがほぼ確定している状況で、武藤は前述の通り移籍組と競争する構図になっている。現地時間19日に行われたシャルケ戦でもベンチスタートで出場は終盤の8分間のみ。武藤にゴールは生まれず、チームも0-1で敗れるなど厳しい状況は続く。

 ドイツでは献身的な守備をするFWよりもゴールを挙げるFWの方が好まれる傾向にある。チームプレーを逸脱するようなワンマンプレーは許されないが、ゴール前では“エゴイスト”になること。これが今の武藤にとって必要になってくる。

 今月16日に発表された日本代表メンバーからは外れてしまったが、「やっぱり選手でプレーしている以上、日本代表に選ばれたいっていう気持ちがない人はいないと思うので」と誓った武藤。将来的な代表への返り咲きを狙う戦いは続く。

(取材・文:杉崎達哉【ドイツ】)

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