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バルサ、ネイマール流出忘れる3-0快勝。ハイプレス外しのプロセスが実を結んだ先制点

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ユベントス戦で2ゴールを奪ったメッシ。先制ゴールは前半終了間際にデンベレ、スアレスとの連係から決めた【写真:Getty Images】

ユベントス戦で2ゴールを奪ったメッシ。先制ゴールは前半終了間際にデンベレ、スアレスとの連係から決めた【写真:Getty Images】

9月12日、17/18シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第1節が行われ、バルセロナはユベントスを相手に3-0で勝利した。昨季のCL準々決勝で敗れた相手から3ゴールを奪っての快勝劇は、ネイマール流出をはじめとしたネガティブな印象を忘れさせるほどのインパクトを持っていたかもしれない。(文:長坂祐樹)

移籍市場での“失態”もあり、クラブ取り巻く状況は厳しく

 9月12日、17/18シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第1節が行われ、バルセロナはユベントスを相手に3-0で勝利した。昨季のCL準々決勝で敗れた相手から3ゴールを奪っての快勝劇は、ネイマール流出をはじめとしたネガティブな印象を忘れさせるほどのインパクトを持っていたかもしれない。(文:長坂祐樹)

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【バルセロナ 3-0 ユベントス】

 補強の話題に嫌気がさしているバルサファンにとって、この試合はネイマールという大きな存在を忘れるためのいい機会となったかもしれない。

 リーガエスパニョーラ開幕から“まさかの”3連勝を飾っているバルセロナは、チャンピオンズリーグ(以下CL)のグループステージ初戦という非常に早い段階で強豪ユベントスと対戦することとなった。

 試合前の段階では、バルセロナにとってこの試合は厳しいものとなることが予想された。その理由として、昨季CLの準々決勝で合計スコア0-3の敗北を喫しているという事実と、今夏の補強戦略が大失敗に終わったことが挙げられる

 バルセロナは今夏、ネイマール放出を皮切りに移籍市場では失意の時を過ごしており、ピッチ内外でのチームを取り巻く状況は決していいものではなかった。特にピッチ外でのクラブに対する非難は激しいもので、ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長はじめ強化スタッフの辞任を求める声が後を絶たなくなっているほどだ。

 フロント、新加入選手への批判は激しさを増し、事態は複雑なものとなっているが、移籍市場における失態の全てはネイマールの退団から始まっている。故にネイマールという大きな存在が空けた穴をどうにか埋められるようになれば、批判の声は次第に薄れていくと考えることもできる。問題は、それをどのようなアプローチで進めていくかということである。

 多くの人が考えるのが、選手獲得によって埋めるという方法。バルサは今夏、クラブ史上最高額となる1億500万ユーロ(約136億円)でドルトムントからFWウスマン・デンベレを獲得した。20歳という若さでコンスタントにフランス代表に選ばれているなど、将来性は抜群だが、世界でも5本の指に入るようなプレーヤーの空けた穴を埋められるほどかどうかと考えると少し厳しい。

 そもそもネイマールという超スーパーな選手の代役を務められる選手など世界中を探してもほとんど見当たらない。無理難題だ。ではその他にどのような解決策があるのか。今季新たにバルセロナの監督に就任したエルネスト・バルベルデ監督が、今回の試合を通してそれをうまく表現している。

メッシの先制点。注目すべきは前線にボールが渡る前のプロセス

 けが人が相次いでいるユベントスが4-4-2の布陣で挑んできたのに対し、ホームのバルセロナは4-3-3で対抗。新加入デンベレが右のウイングで初先発し、メッシが中央にポジションをとった。

 バルベルデ監督がこの試合で示した戦い方は、合理的でシンプルなものであった。攻撃では常に数的優位を作り、守備では全員がボールを基準にポジションをとりながら動くといように。なによりもチームで戦うことを重視していた。

 バルセロナは、相手の2トップがプレスに来れば、アンカーのブスケツがディフェンスラインに入り相手より1人多い状況を作っていた。インサイドハーフのイニエスタとラキティッチがマークにつかれていれば、それによって空いたスペースにメッシがボールを貰いにおりてくるというメカニズムも機能しており、スムーズにボールを回せていた。

 バルサ加入後初先発となったデンベレも、問題なく試合に入れていた。主に右サイドでのプレーを任されていたなか、持ち前のドリブルでの突破はもちろん、サイドでボールを受けてタメを作り、味方がポジション修正するための時間を与えるなど、貢献度はかなり高いものであった。

 後ろからしっかりとパス交換をすることで攻撃を組み立てることに固執していたバルセロナは、45分に試合を動かすこととなる。デンベレ、メッシ、スアレスの3人が流れるような連係で相手の守備を崩し、最後は絶好調のメッシが左足を振りぬいた。

 確かにこのゴールはMSD(メッシ、スアレス、デンベレ)という新たなユニットの誕生を感じさせるような素晴らしいゴールであったが、より注目するべき点はデンベレにボールが渡る前のプロセスにある。

 この試合、マンツーマン気味でプレスに来るユベントスに対し、バルセロナはキーパーも含めたビルドアップで数的優位を常に作り続けていた。この得点シーンにおいても、GKテア・シュテーゲンが相手のトップの選手を引き付けることによって横にいるピケをフリーにし、デンベレにボールを供給するために時間的な余裕を作っている。まさに、数的優位を作ることを徹底したことが実を結んだ瞬間であったのだ。

植え付けられている守備の意識。“脱ネイマール”で新たな道へ

 その後、後半に入ってもペースを緩めなかったバルセロナは、56分にラキティッチ、69分にメッシが追加点を決め、試合を決定づけた。

 勝敗がほぼ決したなか、ペースを落として相手に主導権を与えてしまうことも多いバルサだが、この日は違った。71分、守備時には4-4-2の最前線にポジションをとるスアレスとメッシが、相手の中盤の選手へのパスコースを切りながらセンターバック2枚へのプレスを行っていたのだ。

 ポジショニングやプレスに出るタイミングなど、全体的にかみ合っていない部分はあったものの、守備の意識がチーム全体に植え付けられていることは確か。ボールを奪われた後の即時奪回も然り、バルベルデ監督は守備の局面の改善にも本気で取り組んでいるのかもしれない。

 最終的に、バルセロナはユベントス相手に3-0で勝利することができたが、この試合での1番の収穫は、「合理的かつシンプルな戦いのもとチーム全体で戦うことができたということ」であるに違いない。それは、バルセロナがネイマールの存在を忘れ、新たな道へと進んでいくうえで非常に大きな意義を持ってくるのではないだろうか。

(文:長坂祐樹)

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