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日本代表90試合出場の挑戦者。今野泰幸、ボランチとして挑むハリルJでのアピール合戦

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E-1選手権に臨む日本代表に招集された今野泰幸【写真:田中伸弥】

E-1選手権に臨む日本代表に招集された今野泰幸【写真:田中伸弥】

12月9日からのE-1選手権に向け、都内で調整を進める日本代表。初戦は朝鮮民主主義人民共和国代表との一戦だ。国内組の編成となり、代表経験の少ない選手が多くメンバー入りしているなかで、国際Aマッチ90試合出場と圧倒的な実績を持つのがガンバ大阪の今野泰幸だ。だが当の本人はハリルジャパンでは「新参者」と理解しており、今大会は挑戦者として挑む所存だ。(取材・文:元川悦子)

国際Aマッチ90試合出場4得点という卓越した経験値

 12月9日からのE-1選手権に向け、都内で調整を進める日本代表。初戦は朝鮮民主主義人民共和国代表との一戦だ。国内組の編成となり、代表経験の少ない選手が多くメンバー入りしているなかで、国際Aマッチ90試合出場と圧倒的な実績を持つのがガンバ大阪の今野泰幸だ。だが当の本人はハリルジャパンでは「新参者」と理解しており、今大会は挑戦者として挑む所存だ。(取材・文:元川悦子)

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 12月9日の北朝鮮戦(東京・味スタ)からスタートする2017年E-1選手権。日本代表は事前合宿3日目となる6日、夕方から都内で練習にのぞんだが、左肋骨骨折と左足首痛により杉本健勇(C大阪)が正式に離脱。23人でトレーニングを実施した。

 前夜のJリーグアウォーズで柔和な表情を浮かべていたヴァイッド・ハリルホジッチ監督だが、瞬く間に本来の鬼軍曹に戻っていた。真冬の寒さの中、行われたこの日の冒頭ミーティングは何と17分間。体脂肪率12%を超えていた選手が何人かいたことから、「ワールドカップを戦うなら落とさないといけない。ネイマール(PSG)を追いかけないといけないんだ」と身振り手振りで苦言を呈し続けた。

 その後、非公開練習に突入したが、キャプテンマークを巻く可能性が高いと見られた清武弘嗣(C大阪)が頭を強打し、病院に検査に行くアクシデントが発生。自力で歩ける状態で軽度と見られるが、大会出場の可否は分からない。ケガで出場不可能となった山口蛍(C大阪)、西大伍(鹿島)、杉本に続く負傷者に指揮官も頭を痛めているはずだ。

 国際Aマッチ43試合出場5得点の清武が仮にピッチに立てないとなると、10試合以上の出場実績を持つのは金崎夢生(鹿島)と今野泰幸(G大阪)の2人だけになってしまう。だからこそ、同90試合出場4得点という卓越した経験値を誇る今野の存在が一段と大きくなる。

 2010年南アフリカ、2014年ブラジルと2度のワールドカップに参戦し、東アジアカップも2005年韓国、2008年中国、2010年日本の3回戦っている34歳のMFは、ピッチにいるだけで周りを落ち着かせられる。彼のもたらす安定感と安心感は今大会を戦う日本にとって不可欠だ。

「自分はハリルジャパンでは新参者。ベテランなんてとんでもない」

 とはいえ、本人は圧倒的な実績がアドバンテージになるとは一切、考えていない。「自分はハリルジャパンでは新参者。ベテランなんてとんでもない」という謙虚な姿勢を頑なに貫いている。

 確かに、2015年3月に現体制の発足後、今野が日の丸をつけてピッチに立ったのは、2015年3月のチュニジア戦(大分)、ウズベキスタン戦(東京・味スタ)と2017年3月の2018年ロシアワールドカップアジア最終予選・UAE戦(アルアイン)、6月のシリア戦(東京・味スタ)、最終予選・イラク戦(テヘラン)の5試合だけ。決して試合数が多いとは言えない。

 今春のUAE戦で2年ぶりに復帰した時も、彼は「何をしたらいいのか全然分かんない」とネガティブな発言を繰り返していた。そこで衝撃的なパフォーマンスを示し、香川真司(ドルトムント)らを驚愕させたが、不運にも右足中足骨を骨折。2ヶ月半後に復帰するも、6月シリーズは不発に終わり、そこから再び半年間も代表から遠ざかった。

 こうした経験があるから「(代表は)いい選手が入るべきだし、悪かったら外れるのは当たり前。そこは理解してるつもり」と今野は慎重なスタンスを取っているのだろう。今回のE-1選手権もあくまで挑戦者として挑むつもりのようだ。

 ロシアワールドカップ本大会についても「特に何も考えていない」と無心であることを強調してきたが、3年前のブラジル大会での惨敗を忘れた日はないはず。中でも、アドリアン・ラモス(グラナダ)を倒してPKを与えたコロンビア戦(クイアバ)に関しては「あの試合は思い出したくない」と厳しい表情を浮かべたほど、彼にとっての深い傷になっている。

 その一方で「中盤での球際だったり、ルーズボールを全部持っていかれた。パススピードもムチャクチャ速くて、すごい差を感じた。自分たちも個のレベルを上げてかなきゃいけない」とも語っていて、世界レベルに少しでも近づきたいという思いは今も強い。

 奇しくもロシアの初戦はそのコロンビアが相手。因縁のチームに一矢報いるチャンスを得るためにも、今回のE-1選手権では今野が率先してチームを引っ張っていくしかない。彼の武器であるデュエルの強さ、ボール奪取力を遺憾なく発揮し、日本を勝利へと導いていけるか。

ハリルJではMFとして。本職での勝負

 欧州組で日本代表キャプテンの長谷部誠(フランクフルト)も8月のオーストラリア戦(埼玉)でロシア切符をつかんだた後、「自分は今ちゃん(今野)とポジションを争うことになるかもしれない」とコメント。1つ年上の今野へのリスペクトの念を改めて示していた。

 今野がユーティリティ性の高い選手であるがゆえに、岡田武史(FC今治代表)、アルベルト・ザッケローニといった過去の代表指揮官もセンターバックやサイドバックなどさまざまなポジションで起用してきたが、本職のボランチで勝負していたら、彼の才能はもっと大きく開花していた可能性も少なくない。この事実をよく理解しているからこそ、長谷部はそんな発言をしたのかもしれない。

「今回はたぶんボランチですね」と今野自身も言うように、E-1選手権ではガンバ大阪の後輩・井手口陽介とのコンビで中盤をコントロールすることになる。そこでUAE戦を超えるスーパーな働きを見せれば、3度目のワールドカップへの道は確実に開けてくる。

 長谷部の右ひざの状態が芳しくなく、ロシアでフル稼働できる保証はないことを考えても、今の日本代表に今野は必要だ。ハリルホジッチ監督もその確証を得たいから、彼を呼び戻したはずだ。そんな指揮官の求める仕事ができるか否か。今野は2005年から積み上げてきた代表キャリアの全てを注ぐべき時に来ている。

「監督の要求に応えられる選手が今後、残っていくと思うし、この大会はそこのアピール合戦。自分は自分のやるべきことをやるだけだし、先のことは見ずに今やれることをやろうと思ってます」と目の前のプレーに集中しようとしている今野。

 数々の修羅場を潜り抜けてきたタフな男の底力を示して、2大会ぶりのE-1選手権制覇をぜひとも勝ち取ってほしいものだ。

(取材・文:元川悦子)

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