青い食べものといえば、ブルーハワイ味のかき氷? いえいえ、今はあんなものもこんなものも青くなっているんです。
ネットで購入可能な日本各地のブルーフードを北から南へ順に紹介します!
食欲減退? いえいえ右肩上がりです!
◆北の国でインド人が発案「流氷カリー」
北海道は網走に本店を構えるインド料理店、クリシュナの名物が、眩しいマリンブルーが度肝を抜く「オホーツク流氷カリー」です。料理長のマスクード・アラム氏がオホーツク海の海の青さと白い流氷をカレーで表現しようと試行錯誤して完成させたそう。青色のカレーに、白色のチキンカレーを盛り付けています。日本人に合わせたマイルドな味。
ジンギスカンのタレなどを製造するベル食品からレトルトカレーが販売されていて、ネット通販でも買えます。1335円。
◆食欲減退効果に期待!? ゾンベアーのラーメン
青いスープと青い麺が衝撃的なラーメン「ゾンラーメン」は、北海道小樽市をPRする非公認ゆるキャラ「ゾンベアー」のグッズの一つ。ゾンビのくまのぬいぐるみというキャラクターの世界観が反映されていて、食欲減退効果に期待!?
パッケージに「グロウマ」と書かれている通り、見た目がグロくて食べるとうまいです。店舗では、小樽市を中心に販売されていますが、ネットでも買えます。1058円。
◆青森発の神秘的すぎるジャム
ラーメンは気持ち悪かったのに、こちらは爽やかで神秘的! JT&Associatesの「青い森の天然青色りんごジャム」です。パンに塗ったりヨーグルトのトッピングにしたり、その透き通った青がサファイアのように美しすぎて朝からうっとりしちゃいますね。
青色は、タイで栽培されるマメ科のアンチャンという植物から抽出されます。購入すると、タイの一村一品運動に協力することになり、貧困問題解消の一助にもなるそう。ヴィレッジヴァンガードオンラインストアでは、95グラム、864円で販売中。
コーラが真っ青!
◆富山の職人技! 渦巻き状のかまぼこ
富山県は婚礼の引き出物に細工かまぼこを贈るなど、かまぼこ文化が栄えた地域。板かまぼこではなく、渦巻き状に加工されたものが一般的です。スーパーのかまぼこコーナーには、ピンクと白のほか、赤や茶色、そしてブルーも! 地元の人に愛される定番商品なんですね。複数のメーカーから青い渦巻きかまぼこが販売されています。
富山のお母さんは、かまぼこのおかげでキャラ弁作りやすいでしょうね!
◆瀬戸内の空色コーラは塩味!
黒っぽくない。なんて爽やかなコーラなんでしょう! 岡山の酒屋、栄屋本店が瀬戸内地方のご当地ドリンクとして発売しているのが、「Sora-Iro Cola(ソライロコーラ)」です。岡山県沿岸の海水からできた塩が入った甘じょっぱいジュース。色も味も好奇心をそそられますね。
330mlボトル216円。Amazonでは、20本入り4320円で販売されています。
◆沖縄の魚イラブチャー ※天然色です。
今まで色素を使ったブルーフードをご紹介してきましたが、南国には"本物のブルーフード"がありました。それは「イラブチャー」。ブダイ科の白身魚です。
見た目のインパクトから観光客に大人気とか。水族館にいるようなきれいな色の魚なので、食べていいのか一瞬ちゅうちょしてしまいますね。刺身や酢味噌和え、塩と泡盛で味付けする「マース煮」などで食べます。
いかがでしたか? 妙にひかれるブルーフード6つ。実は世界にもたくさんのブルーフードがあるんです。今回の記事の反響がよかったら?"世界篇"も紹介します!